心の風景を映し出す  このブログで書くこと

まだイントロダクションのような記事ですが、
このブログに書こうと思っていることを、
あげてゆこうかと思います。

僕はわりといろいろやるタイプのミュージシャンなので、
ボイストレーニングから、楽器のこと、曲制作のことなど幅広く取り上げてゆく予定です。

まず大きなテーマとして、
音楽で表現して、人の気持ちに触れる、
そして人生を豊かにする

これがこの音楽ブログがかかげる最大のテーマです。
すべての記事の根底にあるものはこれなので、
どの記事もこの大テーマが潜在的な場所に在ります。

これは音楽だけに限らずに人生のテーマとも言えます。
テクニックがすごくなくても、人の心を癒すような音楽はできます。

この音楽ブログに合う人、合わない人

 


この音楽ブログに合う人は、イメージ重視の音楽をしたい人です。
なるべく難しい理論抜きで、曲の雰囲気、世界観を重視した音楽を
演奏したい人は向いていると思います。
もちろん音楽の理論もやりますけど、
小難しい理論はあとからついてくればいいんです。

 

はっきり言って理論がわからないのに、
感動的な歌を作るミュージシャンはいます。

 

これは理論を軽視しているわけではなく、
理論はあくまでも理論ということです。

音の雰囲気で覚えてゆくということです。

水の元素記号はH2Oですが、
大切なのは、そのことを知っているかどうかではなくて、
水は喉が渇いている時に飲むとホントに生き返るとか、
触れると冷たいとか、噴水を見てきれいで感動したなどが大切だと思うのです。

 

水を知ってる?って聞かれて、H2Oでしょと知っていても意味がないのです。

音も同じように、
楽譜や理論はただの情報に過ぎないと思います。


理論を知っているだけでは、人に届かない。

理論ももちろん大切ですけど、理論に飲まれない。
理論に一番詳しい人の音楽が、
一番僕らの心を届くわけではありません。


音楽は心です。

人が生きていて、楽しいことも苦しいこともある。
その中で誰かの音楽で希望を灯ったり、
街でふと聴いた知らない歌に心を元気づけられることがあります。


理論に詳しくテクニックに自信がある人特有の傲慢さってあると思うのです。

この人は自分が難しいことをやっていてそれに酔っているんだなと、
観ている人にはわかると思うんですよね。
理論をかっちりやるミュージシャンになりたい人は、
この音楽ブログは合いません。
フィーリング重視の人は合うかなと思います。
聴いてる人の心に来ればいいんです。

このブログではそこは目指しません。

この音楽ブログでは基本的なテクニックなども取り上げますが、
「心の風景を聴いている人に届ける」を届けるために必要な考え方をお伝えしたいと思います。
ここが他もたくさんある音楽ブログとの違いになるのではないかと思います。

 

 

「今日、夜空を見ていたら、流れ星を偶然見て嬉しかったよ」
とか、
「好きな人と歩いた道がキラキラして見えたよ」
とか
「壊れた大切なオモチャをお父さんが直してくれたよ、そんな子どもの頃を思い出したんだ」
とか、そんな誰かに伝えたいような気持ちが誰にでもあると思います。

このような気持ちが音楽にとって理論より大切だと思っています。

そんな気持ちをどうすれば、音楽に変えて行けるかを
この音楽ブログでは書いてゆきたいと思っています。

 

心の風景を表現すると言った感じです。

そのためには、コツがあります。

 

 音楽は本来難しいものではない。

 

これがこの音楽ブログで伝えたいことのひとつでもあります。

本来と付けましたのには理由があります。
だからと言って、
誰にでも心が伝わるような音楽が奏でられるものではありません。

夜の店から漏れてくる調子はずれのカラオケでは、
誰かの琴線に触れるような音楽にはなりません(できる人もいますが)
もちろん音楽は楽しむものなので、
それも本人が満足ならそれでオッケーです。

でも人が感動するような音楽を奏でたい方は、
音楽の思考、音楽の心の姿勢を身に着けて行かないとなりません。

音楽を奏でて人に心を届けるのは、本来難しいものではありません。
ただやり方を知らないからです。
音楽への考え方や取り組み方、楽器を弾く時の意識など、
を知る必要があります。

 

もちろん僕自身も音楽理論は勉強してきましたが、
正直、理論はあまり詳しくなくても、
音楽の心の姿勢を持っていれば
音で心の風景を表現することは十分できるなと思っています。

 

このブログではなるべく実践的な内容で、
音楽の心の姿勢を書いていこうと思っています。