こんにちは。
ユウジです。今回はコード進行編です。この記事を読んでいる方は、曲作りはできるけど、
自分が作るオリジナル曲ににバリエーションが欲しい、
ちょっと曲にメリハリが欲しいと思っている方に向けて書いています。
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少ないコードでコード進行を作る
例えばAメロなどのコード進行は、コードを2つだけにしてみると言うことですね。
トニックとサブドミナントをうまく使う事で、落ち着いた流れを作り出すことができます。
一応タイトルはポップスのコード進行と書いていますが、
もちろんロックにも使えます!コードがたくさん使われると、
コードが少ない進行より劇的でドラマチックな雰囲気になります。
カノン風進行などは、
C G Am Am/G F C/E Dm G
とかなりコード数が使われているのがわかります。
逆に少ないコードでコード進行を作ると、
劇的ではなく淡々と曲が進んでゆくコード進行の雰囲気を作ることができます。
今回は少ないコードのコード進行にスポットを当ててみたいと思います。
コード2つでのコード進行
・Ⅰ |Ⅳ | Ⅳ |Ⅰ |
トニックとサブドミナントの2つのコードでも組み合わせ方でバリエーションがたくさんあります。
・Ⅳ |Ⅰ |Ⅳ | Ⅰ
・F |C |F | C
僕はなにもつけないパターンに加えて
これにmaj7をつけて使うパターンが好きですね。
・Ⅳmaj7 |Ⅰmaj7 |Ⅳmaj7 |Ⅰmaj7
・Ⅳ |Ⅲm |Ⅳ |Ⅲm
これは2コードですが、サビでも全然使えるコード進行です。
・Ⅰ |Ⅴ |Ⅰ Ⅴ
キーがCで言うと、CとGを繰り返すコード進行です。
しばらく単調な2コードを繰り返した後、
コードをたくさん使ったコード進行になるとリスナーが拡がってゆく雰囲気を感じます。
場面に少しずつ動きが出てくるんですね。
ジョンレノンのイマジンも冒頭はⅠとⅣの2コードの繰り返しです。
(Ⅰmaj7を挟みますが)
イマジン オールザ♪ ~
辺りから少しずつ曲の雰囲気が拡がりを見せて行きます。
you may say
からコードが4つほどになり、印象的な流れるようなメロディ展開になります。
ですが、2コードのサビもありますし、自分のアイディア次第で、サビにも使えますね。
逆に1曲通して、ずっと2コードで動いてゆくのもありです。
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いろいろな2つコードを使ったコード進行
キー別 基本的なコード(ダイアトニックコード)
Ⅰ | Ⅱm | Ⅲm | Ⅳ | Ⅴ | Ⅵm | Ⅶm―⁵ | |
キーC (Am) | C | Dm | Em | F | G | Am | Bm―⁵ |
キーD (Bm) | D | Em | F#m | G | A | Bm | C#m―⁵ |
キーE (C#m) | E | F#m | G#m | A | B | C#m | D#m―⁵ |
キーF (Dm) | F | Gm | Am | B♭ | C | Dm | E#m―⁵ |
キーG (Em) | G | Am | Bm | C | D | Em | F#m―⁵ |
キーA (F#m) | A | Bm | C#m | D | E | F#m | G#m―⁵ |
・Ⅱ |Ⅵm |Ⅱ |Ⅵm |
・Ⅰ |Ⅵm |Ⅰ |Ⅵm |
・Ⅰ |Ⅱm |Ⅱm |Ⅰ |
・Ⅳm |Ⅰ |Ⅳm |Ⅰ |
このサブドミナントマイナーとトニックの繰り返しは、オススメです。
なんかコードを繰り返しているだけで雰囲気があります。
・Ⅵm |Ⅲ |Ⅵm |Ⅲ
これも暗さを感じさせますが、どこか不思議な雰囲気の2コードのコード進行です。
ペダルポイントを使う
・Ⅰ |Ⅳ/Ⅰ |Ⅰ |Ⅳ/Ⅰ|
2コードで動いていますが、ベース音は同じです。
キーがCで言いますと、
・C |F/C |C |F/C
ペダルポイントはまた個別記事に書きたいです。
・Ⅵm |Ⅴ/Ⅵm |Ⅵm |Ⅴ/Ⅵm
これもペダルポイントを使っています。
ペダルポイントを使うと使わないでは、
また曲の雰囲気が変わってくるので、試してみてください。
こんな感じでたった2つのコード進行でも、かなりの組み合わせがあるのがわかります。
まとめ
今回は少ないコードでコード進行を作ってみるというテーマでお届けしました。
意識的にコードが多く使う場所とコードを少なくする場所を分ければ、
曲の展開を作ることができると思いますので、ぜひ試してみてくださいね!
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