こんばんは。
ユウジです。

今回はバンドアレンジ編ですが、ギタリストのための省力コードを解説した
内容となっています。
弾き語りですと、全部自分で弾かないとならないですけど、
バンドならベーシストがいますので、ギターの弦を全部弾かなくてもいいのです。

バンドを組み始めて、オリジナル曲を作る段階のところまで行ったとします。

ここでバンドアレンジをするのですが、
ギターを効果的にアレンジするために知っておきたいポイントです。
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省略コード コードはある程度省略する

弾き語りと違って、バンドはベースパートがいますので、
ギターのコードはルートを押さえなくても、ベースが弾いてくれます。

なので、ギターは省略されたコードも頭に入れておくといいです。

ある程度歪みが入っていると6本の弦を同時に弾くとグシャとなりがちです。
(それがかっこいい曲もありますが)
この場合は弦3本ほどのコードで弾くとスッキリとしたサウンドになります。

ベース音を押さえなくてよいので、かなりいろんな押さえ方ができるわけです。

コードのAですが、この3タイプの押さえ方が頭に入っていると、
かなり自由のコードをハイポジションで使えます。

この3タイプの省力コードの押さえ方はぜひ覚えて、使ってみてください。

※なお、3本ではなく、2本だけのコードを使うことも多いです。

基本的には低音弦を省いただけなんですけど、
高音弦3本とかになるとわからなくなるかも。

そのまま横移動させれば、他のコードになります。
3フレット上に移動すればCになります。
2フレット下げれば、Gになります。

※省略コードを使ったカッティングやアルペジオもアレンジに効果的です。

画像みたいな感じで、2~4弦の押さえ方も頭に入れておくと幅が拡がりますよ。

音を省いているだけなんですけどね。
右のAの押さえ方は同じ指ならひとさし指でも薬指でもOKです。

ⅠⅥmⅡⅤ進行で使う省略コード

わりと出てくるイチロクニーゴー進行です。
この時に使える、省略コードですとこんな感じになります。

A        |F#m      |D         |E        |

今回の画像では4弦の音も省略してみました。(AとF♯m)

これだけで弾くとかなり薄いサウンドですが、
バンドにはベースパートがいますので、
全体で合わせた時にスッキリしたサウンドになります。

バンドがツインギターの場合、これにパワーコードのギターを入れますと、
かなりカッコいいサウンドになりますので、試してみてください。(多重録音でも使えますよ)

パワーコードも省略コードですので、
この二つの省略コードが合わさると、厚いサウンドが出来上がってきます。

ギターが一人しかいなくてキーボードがいるなら、
パワーコードでなくても、キーボードでコード弾きでもいいと思います。

僕はさらにここにアコギのストロークを入れたりします。

そしてストリングスを入れたりしてゆくと、分厚いアレンジが出来てきます。

やはりバンドサウンドは省略コードがポイントになっていますね。

全部の弦を弾かないことで、他の楽器パートと混ぜやすくなります。

アレンジの秘訣はいらない音を省くこと

アレンジをしてゆくと、あれもこれもと入れたくなりますが、
基本的にアレンジのコツは、ボーカルを引き立てることです。

なので、音をなんでもかんでも入れすぎると、歌の邪魔になってしまいます。

今回、解説している省力コードもサウンドをスッキリさせる事が目的で使われています。
全体で聴いた時に聴きやすい、そしてボーカルのメロディも引き立っているというのが理想的です。
ソロや歌の隙間にメロディを入れたり、なんだかんだエレキギターは目立ちます!

最初はアレンジが難しくて、なかなか思いつかないかもしれません。

その時は今回解説した省力コードを使ってみてください。

基本的に省略コードでクリーントーンのアルペジオか
軽く歪んだクランチでアルペジオか、カッティングで、まとまるかなと思います。

 

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