こんばんは。
ユウジです。

今回は音楽は楽しいものというテーマです。
楽器をずっとやっているミュージシャンは、音楽が楽しくないという状態で演奏することが出てきます。
音楽の文字を見てみると、「楽」という字が入っています。
楽しいと字なので、音楽が音を楽しむと言う意味になります。

 

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音楽を楽しむということ

先日、ミュージシャン仲間たちと話していて、この事を話しました。
音楽を仕事でやっている人達なので、楽しむものではないという意見もありました。

日々の糧を得るための仕事です。どんな楽しそうに見えることも仕事になると急に楽しめなくなる面があります。

僕も音楽で多少なりとも対価を頂いている立場ですので、気持ちはとてもわかります。
体は疲れていて、起きて今日の仕事場に行きたくない日もあります。

 

そして人前で音楽を表現するという事は、人の評価の対象にされるということです。
いい反応の時もあれば、無反応であると時もあります。
料金の価値がないと判断されれば、人は1円たりとも払ってくれません。
それは時にプレッシャーになるので、音楽は楽しいという気持ちだけでは、やっていないです。
でも音楽の仕事は「仕事なのだから楽しめないもの」と断定されると、そんな単純なものじゃないんじゃない?と言い返したくなります。

何故なら、音楽は楽しい雰囲気を聴く人、観る人に伝染させてゆく面があるからです。

自分が一所懸命考えて作った曲やコンテンツなどが、誰かの心に届いた時僕は充実感を感じます。
この充実感の中に、楽しいという気持ちも混ざっているなと思います。

マーシーのインタビューでの一言

あなたの好きなミュージシャンもステージで輝いている時があると思います。
楽しそうに演奏している瞬間を見たことがあるはずです。
その時、心の奥ではつまらないのに、お客さんには楽しそうに見えたのなら変な感じもします。

 

僕の大好きなブルーハーツのマーシーさんが音楽の雑誌のインタビューで、音楽なんだから楽しまなきゃと話しているのを読んだことがあります。
そうとう前なので、ブルーハーツ時代だったと記憶しています。
ブルーハーツの時は、歌詞が胸に刺さるような歌詞だったので、マーシーさんはそれでも音楽は楽しむものって思っているのか!と当時思いました。

音を楽しんでいるか

レッスンなどでも生徒さんが、目をキラキラさせてギターを弾いている姿を見ると、
「音を楽しんでいる」と感じます。

演奏者が楽しんでない音楽は、音楽の質としてどうなのだろうと思いました。
否定ではなくて、聴く人に対して誠実かなという意味です。
ステージでどんなに上手に歌っていても、楽しいと思って歌っていると、表情のどこかでそれが伝わるのではないかなと思います。

僕はどう考えているかと言いますと、
音楽を始めたばかりの、あのワクワク感や楽しさが大事だと思っています。
心のコンディションをどう作って行くかも、仕事のうちではないかなと思います。
もちろん音楽の仕事が楽しむべきではないと言う方の意見も尊重しています。
押し付ける気持ちはないです。だから僕にその考えを押し付けるなという事ですね。

音楽は楽しいもの

音楽は基本的には楽しいものです。僕はこの音楽サイトを1記事1時間半~2時間近くかかって書いて来ました。
現在この記事数は326記事あります。

この音楽サイトも収益が発生しているので責任を持って仕事として運営しています。書くのがかなりきつい時もありました。
でも全国から音楽を始めたばかりの方たちが、読みに来てくれるのはとても嬉しいものがあります。

そして楽しんで書いてきた面があります。自分がぶつかった壁を思い出しながら書いているのは、楽しかったですね。
きついならどうすれば、もっと精神的に楽しんでやれるか工夫するべきではないかと思います。

自己分析をすると、充実感の中にいろんな気持ちがあって、その中に苦しさもあり、楽しさも入っているなと思います。

音楽は心のものです。音楽は夢が心から心へ伝染するものです。

はじめてギターも持ったあの日、人生が拡がってゆく感じになりました。
僕は少年の時の自分の気持ちを大切にしないと、自分の音楽に価値がなくなると思っています。

それが音楽にとって一番大切な気持ちであり、忘れてはいけない気持ちではないかなと思います。
長年音楽をやっていると、忘れてしまう時があるので少年の頃のギターを持った時の気持ちを思い出すことにしています。

 

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