Pastel of Love

作詞ユウジ

 

祈りを放つ貴方の横顔は美しく
貴方の世界を包んでいた

その清らかな貴方の姿を見ていると
自分の心が澄んでゆくのがわかった

憎悪を纏い奈落の底に滑り堕ちて行く者もいれば
愛を纏い天の果てまで心で包む者もいる

皆たった一つの命の花
自分の心に耳を澄ませば
私は人を愛して生きたいと思った

Pastel of Love
愛する想いは風になり私の世界のすべてに色をつけてゆく
Pastel of Love
灰色だった世界
今はこんなにも色彩で溢れてる

貴方が私の世界に舞い降りたあの日から

私は心の濁り通して世界を眺めていた
それも知らず世界は灰色だと嘆いていた

朽ち果てたはずの夢もう応えてくれないと思っていたのに
呼んだら何も変わらずにまだここにいたんだね

Pastel of Love
愛する想いが私の世界の風に色をつけてゆく
Pastel of Love
灰色だった世界
今はこんなにも色彩で溢れてる

貴方が私の世界に舞い降りたあの日から

遠い異国の花も
路地裏の子猫も
そして僕たちも
すべての命は繋がっているのかもしれない
貴方はそんな事を言う
そんな事考えたこともなかった

Pastel of Love
すべてが私の世界の風に色をつけてゆく
Pastel of Love
灰色だった世界
今はこんなにも色彩で溢れてる

貴方が私の世界に舞い降りたあの日から

愛する心の色彩の歌
Pastel of Love
Pastel of Love

 

 

 

黒猫魔女の詩

作詞ユウジ

角を三つ曲がったところにある洋館には魔女が住んでるらしい
半年前三日月と海が話していたのを聞いたんだ 

招待状片手に怖々訪ねてみると
飲み込まれそうな闇の空気
でもどこか懐かしい気持

氷のように冷たいノブをまわせば
黒猫のように可愛い魔女の君がいた

 

「今夜は世界中の絵本から招いたお客が来るわ
小さな国を買えるほどの大富豪もだって
だけど小さくなることはないのよ あなたはあなた」

 

悲しいことも今は遠くに感じる
深い色の君の瞳に映っている僕を見た
漆黒のワンピースと解読したルスイアテベスの魔法文字

幻想夜曲は豪華絢爛
トーキョー宝石街を一望できる観覧車に僕達は乗った

心の中に世界がそのまま入っていることを君は教えてくれた

 

「今夜は世界中の小説から招いたお客が来るわ
歴史に名を残すほどの美貌の姫様だって
でもあなたはうつむくことはないのよ
あなたはあなた ただそれだけでいいの」

 

あなたはあなた ただそれだけでいいの」

 

久遠の流星花            

作詞ユウジ

君の小さな涙のところまで
優しい流星花 君に見せてあげたい

流星の輝き集めてできた愛の花
一目見たらそれで眠りについてもかまわない

この世に愛なんてないと言われた
心が弱くなっていた僕は嘘だと言えなかった

 

流星花     僕らの心の奥に
流星花     咲いてる愛の花

君と出逢ったらみつけたよ
ずっと知らないとこで咲いてた

流星花     手を離さないで
流星花     つないだまま

ひとひらの花びら 君の涙の頬に舞い降りた

ひとひら僕の心に舞い降りた命の歌
君にあげる

 

君の懐かしい匂い 君はどこから来たの
僕らきっと同じところから来たんだろうね

同じところへ帰ってゆくんだろうね
流星の輝きが創られた場所へ

その輝きでできた花が咲く場所へ

誰かを大切に想うときこの世に姿を現す花


流星花     手を離さないで
流星花     つないだまま

ひとひらの花びら 君の涙の頬に舞い降りた

ひとひら僕の心に舞い降りた命の歌
君にあげる

 

 

 

夏空のギターと少年
作詞ユウジ

太陽の下の汗だくでボールを追いかけた後
蛇口から溢れる生き返る水の冷たさよ

夏空の彼方まで入道雲がのんびり浮かんでいた
帰ったら雪のようなアイスと
買ったばかりのギターが待っている

少年の君は彼方まで続く夏の空を見ていた
遥か彼方まで続く夏の空を君は見ていた

ギターはまるで魔法の道具に見えた
僕の小さな世界を変えてゆく六弦の魔法
買ったばかりの弾けないギター握りしめ

公園では夏祭りの準備が始まっている
終わりないような夏休みの真っただ中
君は花火を待っていた

少年の君はこれから
たくさん傷つくことも知らずに
少年の君はこれから
優しい者たちに出逢うことも知らずに

少年の君は彼方まで続く夏の空を見ていた
遥か彼方まで続く夏の空を君は見ていた