こんばんは

今回は作詞カテゴリーの記事で
「歌詞の語感を大切する」と言ったテーマの記事になります。
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歌詞は意味も響きも大切にする

歌詞のすごい不思議なところで
歌詞の中に使うと世界観が拡がる言葉と世界観が変になってしまう言葉があります。

例えば世界観が拡がる言葉ですと

時計台
旅路
煌めき
夏休み
アクセル
夕闇
珈琲
ドーナツショップ
カフェオレ・・・

などなどたくさんありすぎて書けません。

逆になんか使うと曲がカッコわるくなる感じの言葉をあげてゆきますね。

携帯
スマホ
ラーメン
牛丼屋
お茶
どんぶり

ポップスを作る場合、何故かうまく曲に馴染みません。
不思議とフォーク調にすると馴染みます。

曲のタイトルで
「カフェオレ」だったら違和感ないのに「お茶」だとなんか違和感半端ない。

若いおしゃれな歌手が「お茶」って曲歌ってたら、忘れられません。
ある意味インパクトあっていいかもしれませんが…

「グリーンティー」だとポップスならいい感じになりますね。
ドーナツショップはいい感じなのに、
うどん屋や牛丼屋はポップスに合わないですよね。
これは意味の前に語感の問題ではないかと思います。
(ちなみにドーナツショップは尾崎豊さんの歌)

 

これを聞いたら、
「そんなの横文字だからだよ!」
と声が聞こえてきそうですが、そんなことはないのです。

獅子座流星群
遥かなる夢路
桔梗
詩集

日本語は本当に美しいと感じます。
ポップスで使うと

外国のポップスには出せない奥深い美しい歌ができます。

これはまた日本語歌詞は美しいという記事を書きたいですね。

 

語感を選ぶ

携帯とかスマホって入れるとどこか曲が安っぽく感じる気がします。
たぶんこれは語感があまりよろしくないからなのだと思いますね。

スマホの画面って言うなら、
僕は小さなモニタースクリーンと歌詞に書きます。
小さなモニタースクリーンなら意味はそのままで、
雰囲気がこわれないかなと思いますね。

電話が鳴るなら大丈夫ですが、
スマートフォンが鳴るだとなんか変だと感じます。

これは語感の関係でこういう風に感じるのではないかと思います。
コップと表現しないでグラスと言う表現にするなど、
同じものでも違う呼びかたがあります。

フォーク調ならもっといろいろ言葉が使える不思議

フォーク調ならなんでも使える気がします
中島みゆきさんの曲でも「吉野家」が出てきたり、
長渕剛さんの歌でも「うどん屋」は歌詞の中に出てきます。
この場合はこれが味わい深い感じになるのです。
もちろんプラスの意味です。

これが小田和正さんの曲だとうどん屋や吉野家はなかなか入れられないのです。
さだまさしさんならどんな言葉でも余裕で入れられるでしょう。

これは曲の雰囲気も関係していると思います。

フォーク調は喋っている感じで言葉がメロディの中にたくさん詰まって入っています。メロディより言葉重視ですよね。
それに比べてポップスはわりと伸びやかに歌ったりするので、メロディの比重がフォーク調より高いのです。

ゆ~め~のうたを~♪
と伸びやかに歌うと心地よいですけど、
う~どん屋で~♪
ス~マホが~がなる~♪

これだとなんか変じゃないですか。
バラードでこれだと思い切り変なのです。(狙ってやってもいいけど)

最初に歌詞を書いた時

最初に歌詞を書いた時、

豆電球がついている部屋で~

みたいな歌い出しのポップスにしようと思ったんですけど、

何故かかっこわるい!
何で!?

一人でどうすれば、ラジオで聴くようないい曲になるの!?と悩みました(笑)

今ならわかるんですけど、これは

「豆電球」と言う語感がメロディに乗らなかったんですね

今なら
「部屋は小さな灯りひとつ 夕焼け色の灯」

みたいな表現使います。
曲調にもよるかもしれませんがメロディに乗せた時に違和感がないようにしたいです。

違和感がある言葉をあえて使う

 
違和感がある言葉をあえて使うとその言葉が浮き上がって聴こえて来ます。

スピッツの草野マサムネさんや森高千里さんの歌詞ってすごいなって思うのですが、
時々驚くような言葉をメロディに乗せて歌ったりしています。

例えば「たまご」
とかメロディな乗らなそうなんですけど、草野さんにかかれば、たまごの語感を伸びやかに歌っても、曲として個性になっているんですね。

ちょっとなかなか他のアーティストに真似できないものがあります。
スピッツはやはりすごいなと思います。

センスよくやらないと曲が壊れてしまいます。

まとめ

今回が歌詞の語感について記事を作成してみました。
最初はどうしてもメロディに乗らなかったりしますので、
歌詞がうまくメロディに乗らない人は参考にしてみてください。

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