こんにちは。
ユウジです。

今回は、
心豊かな歌詞を書くためのアイディアの出し方を取り上げたいと思います。

基本的には歌詞は自分の心の中にあるものしか出て来ません。
想像を膨らませた歌詞も、自分の心の中にイメージがないと歌詞という形にできません。

つまらない人はつまらない歌詞しかできません。
ユニークな人はユニークな歌詞が出てきます。

 

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子供の頃の記憶を描く作詞方法

今回は自分の子供の頃の体験から歌詞のイメージを引き出す作詞方法です。
描くと書いたのは、誤字ではありません。

歌詞は書くものですが、「イメージを描く」と言った感覚で取り組むほうが、
聴く人の想像力が膨らむ心の豊かな歌詞になるかと思います。

作詞にも技術や手法がありますが、
今回はもっと深いところから歌詞にアプローチして行きたいと思います。

子供の頃の風景からイメージを引き出す

子供の頃を思い出すと、
なんでもない林がお化けの森に見えたり、
魔法少女の変身スティックで本気で変身できると思っていたり、
めちゃくちゃイメージが豊かなのです。
月がどこまでも追いかけて来るのが不思議だったり。

大人になると現実ってこんなもんだろと、世界が逆にしぼむ人も少なくありません。

あなたは夢を表現するアーティストです。
聴いている人の心が回復するのは、その音楽に夢があるからです。
アーティストは子供の心を持ち続けている人が少なくありません。

現実はカサカサで渇いているので、
人々は潤いを求めるように、音楽を聴くのではないでしょうか。

 

子供の頃の体験から着想を得ると
夢が溢れる歌詞が出てくるものです。

 

子供の頃の不思議な体験を思い出す

子供の頃をちょっと思い出してみましょう。

・どんな風景が出て来ますか?

・誰が一緒にいますか?

・その時のあなたはどんな気持ちですか?

 

これをひとつひとつ考えてみましょう。
人は質問されると、頭が働くようです。
漠然と歌詞を書くと言われても、わからなくなってしまいます。

 

例えば、自分はこんな感じの答えでした。

僕がパッと浮かぶのは

キャンプした時、家族と夜の森を冒険した

こんなのが浮かびました。

さっき出てきたお化けの森で思い出したんですけど、
僕が小学生の低学年の時に家族でキャンプに行きました。

その夜にキャンプ地の裏にある山を探検しました。
灯りは少なく、かなり暗くお父さんが持つ懐中電灯で前を照らしながら進みした。
子供からしたら大冒険です。
妹と手をつないで歩きます
途中で見えてきた珈琲ショップの灯りがぼんやり優しく見えました

この記憶を歌詞にまとめてみます

 

夜の暗い森を探検だ
灯りは少なく闇は暗く森は深く
父さんが持つ懐中電灯で前を照らしながら進むんだ
子供の僕の大冒険
母さんと妹と手をつないで歩く暗い森の中

 

怖いお化けの森
家族で歩いた遠い夜
本当は優しい場所
蛍がたくさんいたよ

見えてきた珈琲屋さんの灯り
ぼんやり優しく見えたよ
フクロウが僕にようこそと言っていた
かすかに見える空にはお星さまが歌っていた

優しいお化けの森
家族で歩いた遠い夜
今でも優しい場所
幼い君は愛されていたよ

はい、こんな感じになりました。
子供の頃に見た記憶はイメージが豊かですので、
そのまま書いても歌詞になります。
歌詞の最後に歌詞全体をまとまるように、
人生を感じるようなフレーズを入れました。

でも、歌にするならもう少し手直しが必要ではあります。
メロディに乗せる上で言葉の順番を変えたり、他にも構成とかですね。

この歌詞が良くないとか人が言っても、
子供の頃の大切な記憶なので、人にあれこれ言われても揺るがないんですね。

子供の頃の記憶からイメージを引き出すと、
どこか優しい感じの歌詞になる気がします。

 

大切なのは技術ではなく想いやイメージ

今回は子供の頃の記憶からイメージを引っ張って来て作る作詞方法でした。
作詞は最初、自分が好きな歌詞を真似して書くといいです。
それは歌詞を書く上で言葉に触れることに慣れたり、
構成や曲のサイズを覚えることができるからです。

そしてしばらくすると、自分の工夫で作詞すると良いでしょう。

作詞の技術はイメージや想いの次で良いです。
技術は歌としてまとめるために必要ではあります。

でも一番大切なのは、自分の心にある豊かなイメージや想いです。
これは楽器の演奏技術にも言えることです。

技術はもちろん大切なのですが、
イメージがしっかりあってこそ意味のあるものです。

このイメージや想いが豊かな人なら
素晴らしい歌詞はたくさん出て来ます。
あなたも子供の頃をちょっと思い出して歌詞にしてみてくださいね!

 

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