こんにちは
今回は弾き語りのやり方について解説してゆきたいと思います。

ギター弾き語りとキーボード弾き語りの難しいポイントはじつは同じです。
歌と伴奏をシンクロさせるところに弾き語りのポイントがあります。

弾き語りのやり方ですが、歌いながら楽器を弾くので大変ではあります。

ギターの伴奏だけでも難しいのに、
歌まで歌うなんてできるの?と思うかもしれません。

でも大丈夫です。
手順を踏んで練習してゆけば、弾きながら歌うことができるようになります。

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まずは伴奏だけで弾けるようにする

ミクルミクル

ニャロット~ 全然弾きながら歌えないんだよね・・・


ニャロットニャロット

なんか最初は歌と楽器は別々にやって後で合わせるといいらしいぞ!


ミクルミクル

なるほど~ やってみる!

やはりギターだけ弾いた時に、
ある程度コードチェンジや
右手のリズムがしっかりしてからがスタートですね。

キーボードも同じです。

最初は歌なしの伴奏ができるようになってからがスタートです。

そして歌も歌だけである程度つっかえないレベルで
歌えるようにしておく必要があります。

こう考えると楽器だけ、
または歌だけよりかなりハードルが高いと思うかもしれません。

実際慣れて来ると、
歌+楽器のほうが少しハードルが高いだけで、
めちゃくちゃハードルが高いわけではないです。(曲によって難しいものもあります)

弾きながら歌う人の頭の中

ミクルミクル

弾き語りしてる時って頭の中どうなってるの?


ニャロットニャロット

この音楽サイトの管理にーん! 弾きながら歌ってる人の頭ん中どうなってるんだ?

はい、これから弾き語りをやろうとしている人はこう思うかもしれません。
2つ同時に違う事をしているので、
弾きながら歌う人は頭の中で何を考えているのか?と思うでしょう。

コードは次は何?とか考えていません。
歌詞が次は何?とか考えていません。

これは潜在意識に
曲を落とし込んでいるからなんですね。
わかりやすくいうとたくさん練習をすることで、
無意識に次に押さえるコードに指が動いてゆくようになるということです。
歌詞も言葉が無意識に出てくるように覚えるってことですね。

譜面やコード譜を見ながら初見で弾き語りできる人もいますが、
これはある程度経験が必要です。

ポイント

弾きたい曲のコード進行と歌詞を覚えるだけでも、かなり弾き語りしやすい状態になってきます。

 

第一段階 最初はギター、キーボードの伴奏を弾けるようにする

伴奏する楽器をある程度無意識でも弾けるようにします。
何回も繰り返し練習すると、次に何のコードだと考えなくても弾けるようになります。

最初は歌本で弾き語りしたい歌のコードを見てゆきます。

関連記事⇒コードが載ってる歌本を買って歌を覚えよう!

この時に楽器で伴奏をすると歌の雰囲気が再現できると思います。
そうそうこの歌はこの雰囲気だ!みたいな感じですね。

ストロークでもアルペジオでもどちらかでもokです。

ストロークの練習して飽きたらアルペジオでも良いですね。

第二段階 歌も最初は歌だけで練習する

弾き語りをしたい歌は楽器を弾かない状態での練習もする必要があります。
もちろん誰かギターのコードを鳴らしてくれる人がいたらベストです。

歌詞がある程度すらすら出てくるくらいがいいですね。
歌詞を見ながら歌ってもOKですが、
なるべく覚えるほうが、2つの事を同時にやるので、
意識が分散せずやりやすいかと思います

車の運転と同じで次はアクセル踏んで、ウインカー出して
とか交差点の度に考えてないと思いますが、
それに似ています。

確認用に譜面台を置いてやるのはOKです。

第三段階 歌と楽器伴奏を合わせる

ギターやキーボードでコードの順番を覚えたら、
今度は鼻歌でメロディを乗せてゆきます。
この時はまだ歌詞もなくてOKです。
音程もあまり気にしなくていいです。

とにかくコード進行を間違えずに弾きながら、鼻歌で練習してゆきます。
意識としてはこの段階では楽器8、歌は2の比率で楽器に意識を向けます。

リズムがずれたりする

きっとこの時点で鼻歌を歌いながら、楽器の伴奏をすると
伴奏が止まってしまったりするでしょう。

この場合、拍の頭だけコードを鳴らす感じにしましょう。
1  2  3  4 ってシンプルなリズムですね。

この段階で鼻歌に歌詞が入れることができそうだったら
歌詞を入れて鼻歌で歌ってみましょう。
キーボードでのバラード演奏などは特にこの伴奏パターンも多いので、
練習してみてください。

特にギターのストロークを弾きながらは最初は特に難しいのです。

最終的には自分の右手のリズムに乗れないと歌えないわけです。
歌えても聴いた人に、歌と楽器伴奏がバラバラな印象を与えてしまいます。

僕もちょっと難しいリズムを弾きながら歌うオリジナル曲を作った時は、
弾きながら歌えなくて練習しました。

ミクルミクル

むずかしいなぁ・・・


ニャロットニャロット

昨日から練習始めてんだから、そんなすぐにできないぞ

第4段階 今度歌詞を乗せてしっかり歌う

今度は個別に練習した楽器と歌を合わせます。
個別にある程度できるようになってから合わせると効率がいいですね。

楽器がすごく上手くても、歌いながら弾けないミュージシャンはいます。
これは同時に二つのことをやる練習をしていないからなんですね。

特にこの基本的なストロークを弾きながら歌うのが難しいかもしれません。
最初は歌いながら3拍目の頭を空ピッキングできるように練習してください。
この基本ストロークが難しいのはこの3拍目の頭のせいです。

 

楽器を持たないで練習する方法
楽器を弾きながら、歌と伴奏を合わせてゆくのが一番ですが、
楽器を持たないで練習する方法もあります。
ギターでしたら右手をストロークをする感じで振りながら歌を歌います。要するに右手のリズムをキープしながら歌う練習ですね。
これも太ももに右手を当てて音を出しながら、練習するのもいいですね。
実際、僕もギターが手元にない時はこれで練習していました。

楽器を練習する時は練習のポイントを意識するといいです。
この歌と楽器を合わせる練習のポイントはずばりリズムを合わせることです。
最初は自分の伴奏に自分の歌が合っていないと感じると思います。
それは大抵、歌と伴奏のリズムが合っていないことが原因です。

「歌と楽器伴奏のリズムをシンクロさせる」

これをポイントに練習しましょう。

楽器を持たないでもリズムのシンクロの練習ができます。
手の動きが作るリズムに歌が乗ればいいのですから。

アルペジオも基本的には同じ

アルペジオでの伴奏も基本的には同じです。

これもポイントは歌を楽器伴奏のシンクロです。
この2種類の基本パターンを練習してください。

 

僕は椅子に座って太ももに指先をこのリズムで当てて
歌をそれに乗って歌う練習を良くしていました。

指先の作り出すリズムに歌が乗れれば、
実際ギターでアルペジオやった時も成果が出やすい練習方法です。
これ結構難しいのでやってみてください。
もちろん楽器弾きながら練習するのが一番ですけどね。

段階を踏んで練習してゆくと、
こんな感じで、歌とちょっと複雑なギター伴奏でも同時にできるようになります。(イントロとAメロが同じギターです)

まとめ

ミクルミクル

1週間前よりできるようになってきたかも♪


ニャロットニャロット

おまえわりと練習してるもんな!でもまだまだだぜ!

今回は弾き語りの練習方法を段階に分けて解説してみました。
個別にある程度練習してから合わせるといいということですね。

そして歌と伴奏を合わせる時はリズムをシンクロさせるという意識がポイントです。

なかなか最初は難しいかもしれませんが、
日々練習していると必ず上達してゆくはずです。

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