こんにちは。
ユウジです。
今回はピアノの弾き語りについての記事になります。
ピアノの弾き語りはギター弾き語りとはまた違った難しさがあります。
僕はビリージョエルに憧れてピアノ弾き語りを始めました。
ピアノの弾き語りをやるにはやはりコードを覚えていないと演奏できません。
これはギターと同じでもあります。
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Contents
最初は歌は歌、伴奏は伴奏で別々に練習する
ピアノ弾き語りの練習は、段階を踏んで進めます。
1、ピアノだけで伴奏を練習する
2、歌だけで練習する
3、歌とピアノ伴奏を同時に練習する
ピアノ伴奏も歌も最初は、単独で練習します。
どちらもある程度できるようになってから、
歌をピアノ伴奏を合わせるという段階に進むことができます。
キーC 基本的なコード
最初に練習するべき伴奏パターン
まずは基本的な伴奏パターンで練習してみましょう。
1小節で4回コードを弾く伴奏パターンです。
このシンプル伴奏パターンは非常に多く使われる伴奏パターンです。
基本的にバラードはこのパターンが弾ければピアノ弾き語りができます。
リズムが難しい
弾き語りの難しいところはやはり歌と楽器のリズムがシンクロしていないと、
ごちゃごちゃになってしまうところです。
練習の時にチェックするポイントは、
この歌とピアノ伴奏のリズムです。
最初は歌とピアノ伴奏がなかなかシンクロしなかったりするので、
少しずつシンクロするように合わせてゆきます。
この時、スマホやicレコーダーなどで録画、録音してチェックすることは
かなり効果的です。
最初はこの1小節に4回コードを弾くパターンの曲で練習すると良いでしょう。
これができるようになってから、もう少し難しい伴奏パターンを練習します。
ビートルズの「Let it be」、
などがこの伴奏パターンです。(記事後半に参考になる動画あり)
僕は最初、オフコースの「言葉にできない」
尾崎豊さんの「I love you」で練習しました。
長渕剛さんの「STAY DREAM」「HOLD YOUR LAST CHANCE」などでも練習しました。
バラードならだいたいこの伴奏パターンでも弾けるので、
好きなバラード曲で練習しましょう。
ピアノ弾き語りの時の目線は?
ピアノ弾き語りをやる時はどこを見ながら歌えばいいのでしょうか?
僕は軽く手元を見たり、客席側を見たりします。
軽く手元を見ると言ったのも
あまりじっくりとは見ないです。
手元の鍵盤を見る時はあまり下に向いてしまうと、
歌が歌いづらいので、完全に下を向くとよくないです。
正面を向きながら、ほんの少しだけ下を向くくらいですね。 なるべく腕を伸ばして弾くと視界が拡がるので手元も客席も見れます。
歌練習、ピアノ練習とは別に「歌いながら弾く」と言う練習が必要です。
歌とピアノへの意識の割合は?
ピアノ弾き語りの場合は歌を歌いながら、コードを弾くわけですから、
歌に100%意識を使ってしまうとピアノ伴奏を間違ってしまいます。
かと言ってピアノ伴奏に5割も意識を使ってしまうと、
歌がおろそかになってしまいます。
なかなか難しいなぁ・・・
意識としては
7・5:2・5
ってところでしょうか。
慣れてくると
8:2くらいになります。
ピアノ伴奏のほうにあまり意識を向けなくても、弾けるようになってきます。
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アルペジオの弾き語りはさらに難しい
コード伴奏のほうが最初ですね。
アルペジオでの弾き語りはさらに難しいので、
コード弾きである程度弾き語りできるようになってから、練習するといいかなと思います。
僕も最初にビリージョエルの「she always woman」や
エルトンジョンの「your song」をやりたかったんですけど、
ピアノのアルペジオが難しくてできませんでした。
これらの曲ができるようになったのは後のことです。
ピアノアルペジオ伴奏の弾き語りを練習する場合も
まずピアノだけで弾いて練習します。
ピアノ伴奏だけである程度弾けないと
歌を乗せることは難しいのです。
基本的に難しいポイントは、基本的なコード弾きと同じで、
歌とピアノ伴奏のリズムをシンクロさせるところにあります。
アルペジオの場合は、
指1本1本で細かく分散で音を弾きながら、
歌とピアノ伴奏のリズムがシンクロするように揃えてゆきます。
アルペジオの伴奏をしっかり指に慣らして弾ける状態にしていないと、
歌への意識がおろそかになり、音程が不安定になったり、
気持ちが入ってないような歌になってしまいます。
これは、アルペジオにも普通のコード弾きにも言えることなので、
第1段階は、ピアノ伴奏、第2段階が歌、
第3段階で歌とピアノを同時に合わせます。
マイクの位置が重要
ピアノ弾き語りをライブでやる時にマイクの位置がかなりポイントになってきます。
マイクから口元が遠すぎると、声がしっかり入りづらくなってしまいます。
マイクの角度も大切です。
SM58などライブハウスでよく使われているダイナミックマイクには
指向性というものがあり正面の音だけを拾うので、しっかり口にたいして正面にマイクを当てます。横の音は拾わないように設計されています。
マイクの角度がよくないと、一生懸命歌っているのに、スピーカーから声が少ししか出ないということになってしまいます。
なおマイクの位置が良くないと、ピアノが弾きづらい、歌が歌いづらい、鍵盤を弾く手元が見づらいなどの弊害が出てきます。
演奏が始まってしまうとマイクの位置を直せないので、
演奏前に必ずチェックする必要があります。
これはスタジオなどで事前にマイクの位置を何回も確認する必要がありますね。
僕の場合はマイクから少しだけ離れて歌う感じです。
マイクがあまりにも近すぎるとピアノが弾きづらいみたいです。
マイク角度がしっかりしていれば、
マイクすれすれのところで歌わなくても、声は入ります。
ポールマッカトニーのマイクの位置が参考になるかと思います。
ここはそれぞれ歌いやすい位置が違うと思うので、
スタジオで念入りに試してみて一番歌いやすい位置を見つけておきます。
そして本番に歌う時にしっかりそのマイクの位置になるようにします。
このマイクの位置がわるくて
自分のパフォーマンスを100%出せないともったいないですからね。
僕はライブで歌い始めたら、
マイクの位置がわるくピアノ弾き語り演奏がよくできなかった苦い体験があるので、
このことも大切だなと思い、書いておきました。
ペダルに位置も地味に重要
ピアノならペダルがはじめからついているので問題ないのですが、
キーボードやシンセサイザーの場合はペダルを取り付けて演奏する形になります。
このペダルの位置が良くないと、足が痛かったり、ペダルが踏みづたかったりします。
僕はペダルの固定が甘くて、踏むたびにどんどんペダルが前に行って、
大変だったことがあります。
裏面はガムテープでしっかり固定します。
この固定位置をしっかり確認してから地面に貼り付けます。
ペダルの固定位置もスタジオで確認して、
PAさんに全部任せないで、なるべく自分でペダルを貼り付ける位置を決めます。
ペダルの位置がわるくて、本番で演奏に支障が出ないようにしましょう。
まとめ
今回はピアノ弾き語りの基本についての記事でした。
やはりポイントは歌とピアノをシンクロさせるところにあります。
歌練習、ピアノ練習をした上で
両方合わせた弾き語りの練習が必要ですね。
基本伴奏で弾いたオリジナル曲です。
こういうシンプルな伴奏からピアノ弾き語りを始めると良いですね!
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