こんにちは。
ユウジです。

今回の記事は半音の動きが音楽に魅力を与えていると言う内容の記事となっています。

ピアノので言うと白鍵と黒鍵の関係が半音ですね。

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音楽に深みを与えているのは半音

半音階のことをクロマティックと言います。

もし世の中の音楽から半音の動きがなかったら、どうなりますでしょうか?
おそらく今より遥かに音楽の魅力は落ちることでしょう。
曲も同じような曲ばかりになるかもしれません。

楽曲や演奏を聴いていて、
素晴らしいなと思うミュージシャンは半音の魅力をよく知っています。

音楽の魅力は半音にあると言っても過言ではありません。

半音はいろんな形で表現されます。

・メロディ
・経過音
・コード(音の重ねかた、ノンダアトニック)

・コード進行

大きく分けるとこんな感じです。

・メロディ

音楽の中心にあるメロディです。
メロディも半音の動きが旋律の美を放っています。

曲を作りはじめていろんな好きなメロディを研究していたんですが、
好きなポイントには半音階の動きのメロディがあると気づきました。

ドシド♪

とかですね。

ドレミファソラシド で言いますと、

ミとファ(EとF)

シとド(BとC)

が半音の関係になります。

この音使いを入れると、メロディがグッと不思議な魅力が出ると感じます。

半音が印象的な曲です。George Winston 『Autumn』から Longing Love

ブルーノートの音を入れるのも半音の魅力です。
ポップスでも短3度のブルーノートは時々出てきます。
これも哀愁が出て来ますが、半音の魅力と言えます。

また完全に半音で動くフレーズもあります。

ドラクエの戦闘の音楽なども半音階のフレーズが至るところに散りばめられています。
不思議な雰囲気です。

 

・経過音

経過音はメロディともかぶりますが、
全音的に動くフレーズに真ん中に半音を挟んで、滑らかな印象を与えることができます

また経過音を入れると半音の動きの独特な雰囲気も混ざります。
ペンタトニックスケールでのアドリブ演奏の時に、
ちょっと経過音を入れるだけでも、格好よさが増します。

スライドで半音下から引っ掻けるようにフレーズを弾くのも格好いいですよ。

 

 

・コード

コードの音の重なり方ですが、
maj7の構成音は
C、E、G、B
ですね。

このmaj7の構成音のCとBが半音の関係にあります。

maj7の美しい感じはこのCとBの半音が生み出しています。

他にもminor add9なども半音の音の重なり方です。

Amadd9ですと
A、C、E、B
の構成音で
CとBが半音の関係です。
これも好きなコードですが半音の効果が出ているコードです

にゃるほどね!」

・コード進行

半音の動きを使ったコード進行はクリシェと言います。

ここでは代表的なクリシェのコード進行を取り上げたいと思います。

Am→Ammaj7→Am7→Am6→F

 

このコード進行が半音の魅力が一番わかるんじゃないでしょうか。

ポップスでも出てきます。
半音の魅力というか魔力ですね。

ベースラインも一緒に半音で降りてよくパターンも多いです。

ただきれいだけではなく、
全音では表現できない半音独特の美のようなものを感じます。

このクリシェ進行は代表的なものでまだまだ他にもあります。

まとめ

半音の魅力について 書いてみました。

音楽に重要なのは半音だと思います。
演奏的にも曲を作る面でも。

半音が入ると音楽に独特の雰囲気のある色がつくんですね。

まだまだ半音は僕も研究中です。
奥が深いのが半音です!

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