こんにちは。
ユウジです。

今回は、演奏も作曲もアレンジも、アイディアが拡がる方法をお届けしたいと思います。

今回の記事は、伸ばすフレーズと音を切るフレーズを使いわけようという内容です。

ギターやピアノの演奏、作曲やアレンジでもこのことをちょっと意識してみるだけでも、表現の幅がグッと拡がります。

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伸びやかで滑らかなフレーズ 音を切るフレーズ

流れるように伸びやかなイメージで弾く演奏と思ってもらえばOKです。
クラシックなんかでは、レガートな演奏とも言われます。

音を切るほうは、メロディの後ろを伸ばさずにパッと切る感じです。

音を切る感じはスタッカートと言います。
今回のアプローチは、ポップスやロックでも非常によく出てきます。
ぜひ覚えて使ってみてください。

 

演奏で音を伸ばす 音を切る

ロックのリフやギターソロのフレーズを作っていて、
なんかもう少しメリハリが欲しいなぁと言う時は、
このレガートとスタッカートを意識するといいかもしれません。

同じメロディでも
滑らかなに弾く意識と、音を切るイメージで弾くのとでは、
だいぶフレーズの印象が変わってきます。

例えばチョーキングやハンマリングプリングを使って演奏すると、
音が滑らかなに繋がります。
そして音の最後の部分を伸ばしてビブラートをかけたりで、
滑らかなにフレーズを表現できます。

リフですと、ジャーンとパワーコードを伸ばして弾くところですね。

逆に 、音を切って演奏する場合は、ピッキングをなるべく使ったり、
音の最後を伸ばさないようにして弾きます。

休符を挟んだりして、音を切るリフもカッコいいですよね。
有名なDeep pupleの「Smoke on the water」のリフも音を切っています。

ピアノ、キーボードならペダルを使って、音を伸ばしたり、
ペダルを使わないで、スタッカートで弾いたりします。

ベースも白玉でボーンと弾くところがあったり、
細かく音を切る感じのフレーズもあります。

こうして、
音を伸ばしてみたり、音を切ったりすることで、フレーズにアイディアを持たせることができます。

 

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アレンジでも音を伸ばしたり 音を切ったり

これは作曲にもアレンジにも、使えます。

アレンジですと、キメなども伸ばす部分と音を切る部分を、
工夫するとかなりいろんなキメのリズムが浮かびます。

キメはリズムを歯切れよくメンバーで切る形になります。
この時にメンバーの息があっていると、カッコいいキメになります。

サビに行く前に、
ギターの伴奏なども歯切れの良いカッティングを使ったり、
ベースも細かい休符を取り入れたフレーズを使ったりして、
その後のサビで伸びやかなパワーコードを使ったりすると、
場面が急に拡がったような印象を受けます。

視界が開けたような感じですね。

作曲でも伸びやかな感じ、音を切る感じを意識する

曲作り、メロディを作る際もこの意識を持てばバリエーションがかなり拡がります。

音を切るようなメロディがあると、伸びやかなメロディも活きるのです。

音を切るようなメロディはどこかパワーが強い印象をリスナーに与えると感じます。

流れるようなロングトーンのメロディは、拡がるようなイメージです。

作曲する人の感性でイメージはいろいろ違うと思いますが、
音を伸ばすメロディと音を切るメロディを両方バランスよく使うと、
曲を通してワンパターンになりづらいですね。

アレンジと共通ですが、Bメロなどでスタッカート的なメロディを入れてから、サビで伸びやかなメロディを入れると、サビがバーンと世界が拓けてゆくような感じになります。

これも音を切る感じのメロディとの対比で感じるものです。

まとめ

今回は曲の中に伸びやかな部分と音を切る部分を持つと、表現の幅が拡がりますよと言う内容でした。

もちろんこれは応用が利きますので、
自分でいろいろ工夫して試してみてくださいね!

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