
こんにちは。
ユウジです。
今回はレジェンドギタリストが使っていたコードを取り上げた内容となっています。
そのレジェンドギタリストとは、ジミヘンドリクスです。
そうです!今回はジミヘンコードを取り上げたいと思います。
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Contents
ジミヘンって誰?
ジミヘンことジミヘンドリクスは70年代の天才ギタリストです。
表現方法がエキセントリックで、歯でギターを弾いたり、ギターを燃やしたり、
観るものがビビったであろうパフォーマンスをしていました。
ファズと言われるぐしゃぐしゃの歪みの音がかっこよく、
あのエリッククラプトンもジミヘンをライブの途中でステージに呼んで、
ジミヘンのギターの音に客の視線を全部奪われた時、
ギターをやめようかと思うほどのインパクトがあったのも有名な話です。
僕もジミヘンは好きで時々聴きますが、僕なんかよりずっと詳しい人達がたくさんいるので、
ギタリストジミヘンの詳しいことは、また別の方に説明してもらいましょう。
ジミヘンコード (5弦ルート)
ジミヘンの曲の中でよく出てくるコードがあります。
いつの間にかジミヘンコードと呼ばれていて、
僕自身、ジミヘン本人よりジミヘンコードを先に知りました。
コードネームで書くと、E7(#9)です。
(もちろんG7(#9)とかA7(#9)などもあります。その場合押さえる位置を平行移動させます)
このコードのすごいところは、G#とGが同時に存在しているところでありまして、
不協和音なのか、よくわからない感じがとてもかっこいいのです。
ジミヘンコードの場合は音の配列を変えると変になってしまいます。
#9thが一番上に来ないとカッコいい響きになりません。
この場合、6弦の開放を弾いても良いですね。
僕もこのE7(#9)を押さえる時は、6弦開放をブリッジミュートして弾いたりします。
ジミヘンを好きな人が彼は理論ではなく、耳でこのコードを見つけたのではないかと
話していました。天才なので、それも可能だったのでしょう。
要するにジミヘンコードとは7THコードに#9THを加えたコードです。
このよく不協和音っぽさとファズのぐしゃぐしゃ感が合わさってジミヘンサウンドできています。歌声も素敵です。
この動画の21秒のところのコードがこのジミヘンコードと巷で言われているコードです。
4弦ルートでのジミヘンコード押さえ方
4弦ルートのジミヘンコードです。
この押さえ方も同じ音の配列になります。
一般的なジミヘンコードの押さえ方というと5弦をルートの押さえ方が知られています。
こちらの押さえ方も合わせて覚えておくといいと思います。
同じ音の配列ですが、ニュアンスが変わるので使い分けると良いでしょう。
(1弦が入るのでエッジが増す感じがします)
2弦を薬指で押さえて、1弦を小指で押さえます。
アコースティックギターで使ってもE7#9はめちゃカッコいい!
E7#9は歪んだサウンドでのイメージがあるかもしれませんが、
アコースティックギターで弾いてもE7#9はしびれるものがあります。
海外で活動中のソロギタリスト YUTA TANAKAくんの曲でこのコードを使っているものがあるので、載せておきたいと思います。
冒頭のコードがそのコードです。
E7#9のカッコよさが引き出された曲ですね!

BLACK CAT IN THE MORNING
この曲のタブ譜はこちらの概要欄からダウンロードできます⇒ https://www.youtube.com/watch?v=OfRIBZx2a40
ルートを省略して3本で弾く
バンドでベーシストがEの音を弾いている場合は、
こんな感じで押さえかたを省略できます。
これならパワーコードと押さえかたが同じなので、
すぐに使えそうですね。
僕はⅠ7(#9)をブルース進行などで使うほか
Ⅲ7(#9)として、このジミヘンコードを弾いたりします。
Ⅲ7(#9)は
Am | G | Am |E7(#9)
みたいな感じですね。キメで使うことが多いです。
これだとポップなロックでも使いやすくカッコいいです。
まとめ
ジミヘンは天才ギタリストだと思いますが、
彼は「俺はそんなことは意識したことない。ギターに勝ち負けがあるのかい?」
「俺は飯と寝床があれば満足さ。それと好きなギターがあればいい」
と話しています。
そして僕がワウを使い始めたきっかけもジミヘンでした。
今、 band of gypsys 「machine gun」を聴きながら書いています。
久しぶりに聴いたけど凄すぎる・・・
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