こんにちは。
今回はadd9コードについての解説をしてゆきたいと思います。

add9はアドナインスと呼びます。
このナインスはセブンスとはまた違う響きなので、
今回の記事を読んで、曲に取り入れてみてください。

でもなるべくコードの響きで覚えるのが一番いいです。
プロの作曲家になるにはコード理論は避けて通れませんが、
弾き語りやバンドでオリジナル作りたいって感じなら、
小難しいのは、極力いりません。

なるべく簡単に解説できるように努めます!
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9thコードは数種類ある

 

・add9 (アドナインス)

・ma7 (9) (メジャーセブンスナインス)

・9th(ナインス)

・madd9 (マイナーアドナインス)

この4つのコードは結構、性質が違うもので、
使い方も違ってきます。
構成音も違います。

 

add9(アドナインス)

ポップスでは9thよりadd9の方が使われることが多いです。
このadd、アドナインスのアドの意味は「追加する」という意味です。

このC、E、Gに9番目の音、を追加したものがCadd9です。

このadd9は響きがホントに美しいと思います。
いつも使っているコードに9の音を足せばいいワケです。

響きで覚えてしまえば、add9の音が鳴っている時に、
これはadd9だとわかるようになります。

この構成音の画像だけ見ていても、響きはわからないじゃないですか。
自分でギターやピアノを鳴らして響きを覚えましょう。

鍵盤ですとこんな感じです。
展開して使うことも多いです。

 

この曲のイントロとAメロの最初のコードがadd9です!

歌が入ってきてからも、使っていますので、
どんな感じになるかチェックしてみてください。
聴いて響きを確認してみましょう。

管理人ユウジのYOUTUBEチャンネルはこちら⇒

 

maj7(9)(メジャーセブンスナインス)

 

これはmaj7の音も9thの音も入っています。
これもまたadd9とは違う響きがします。
より複雑な響きがする印象です。
でも綺麗なコードですね。

ピアノを弾く時にこのmaj7(9)はよく僕は使います。

※maj7と7thの違いがわからない方は⇒曲の中で7thコードを使ってみよう  7th(セブンス)maj7(メジャーセブンス)で解説しています。

 

9th(ナインス)

C9の場合はこのルート(つまりCから数えて9番目の音が入っています)

構成音はC、E、G、B♭、Dとなります。

7thも入っています。
このセブンスが入ることによって、どこかブルージーな響きがします。

 

madd9(マイナーアドナインス)

これはCmに9thの音が入った形となります。
これは哀愁のある響きではないでしょうか。

 

 

add9のローコードの押さえ方

 

ローコードでadd9を使うことは多いです。
どのadd9の響きですが、それぞれ雰囲気が違いますね。
これも構成音は同じでも、音の並びが違ったりするので雰囲気が変わります。

 

こんな感じで使うといいかもしれないです

・Cadd9    |Fmaj7   |  G        |  Cadd9

・Dadd9     |G        |Dadd9     |G

・Aadd9     |Dadd9      |Aadd9     |Dadd9  

 

 

 

使えるバレーコードのadd9

 

バレーコードによるCadd9の押さえ方ですね。
これは横に移動するだけでDadd9にもなりますし、
応用が効きます。
僕はこのコードをかなり多用していますね。
使い勝手がいい気がします。

 

まとめ

add9はポップスでもとても使われるコードです。
普通のCとCadd9を繰り返すだけでも、曲に雰囲気を出すことができます。

またアルペジオでのadd9、ストロークでもadd9もどちらも曲の中で使うと効果的だと思います。

 

・合わせて読みたい記事

⇒ GonB G/B みたいなコードはなに? オンコード、分数コードについて

⇒ A♭⇒B♭⇒Cのようなコード進行 ビートルズっぽいコード

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