こんにちは。
今回はadd9コードについての解説をしてゆきたいと思います。
add9はアドナインスと呼びます。
このナインスはセブンスとはまた違う響きなので、
今回の記事を読んで、曲に取り入れてみてください。
でもなるべくコードの響きで覚えるのが一番いいです。
プロの作曲家になるにはコード理論は避けて通れませんが、
弾き語りやバンドでオリジナル作りたいって感じなら、
小難しいのは、極力いりません。
なるべく簡単に解説できるように努めます!
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Contents
9thコードは数種類ある
・add9 (アドナインス)
・ma7 (9) (メジャーセブンスナインス)
・9th(ナインス)
・madd9 (マイナーアドナインス)
この4つのコードは結構、性質が違うもので、
使い方も違ってきます。
構成音も違います。
add9(アドナインス)
ポップスでは9thよりadd9の方が使われることが多いです。
このadd、アドナインスのアドの意味は「追加する」という意味です。
このC、E、Gに9番目の音、Dを追加したものがCadd9です。
このadd9は響きがホントに美しいと思います。
いつも使っているコードに9の音を足せばいいワケです。
響きで覚えてしまえば、add9の音が鳴っている時に、
これはadd9だとわかるようになります。
この構成音の画像だけ見ていても、響きはわからないじゃないですか。
自分でギターやピアノを鳴らして響きを覚えましょう。
鍵盤ですとこんな感じです。
展開して使うことも多いです。
この曲のイントロとAメロの最初のコードがadd9です!
歌が入ってきてからも、使っていますので、
どんな感じになるかチェックしてみてください。
聴いて響きを確認してみましょう。
maj7(9)(メジャーセブンスナインス)
これはmaj7の音も9thの音も入っています。
これもまたadd9とは違う響きがします。
より複雑な響きがする印象です。
でも綺麗なコードですね。
ピアノを弾く時にこのmaj7(9)はよく僕は使います。
※maj7と7thの違いがわからない方は⇒曲の中で7thコードを使ってみよう 7th(セブンス)maj7(メジャーセブンス)で解説しています。
9th(ナインス)
C9の場合はこのルート(つまりCから数えて9番目の音が入っています)
構成音はC、E、G、B♭、Dとなります。
7thも入っています。
このセブンスが入ることによって、どこかブルージーな響きがします。
madd9(マイナーアドナインス)
これはCmに9thの音が入った形となります。
これは哀愁のある響きではないでしょうか。
add9のローコードの押さえ方
ローコードでadd9を使うことは多いです。
どのadd9の響きですが、それぞれ雰囲気が違いますね。
これも構成音は同じでも、音の並びが違ったりするので雰囲気が変わります。
こんな感じで使うといいかもしれないです
・Cadd9 |Fmaj7 | G | Cadd9
・Dadd9 |G |Dadd9 |G
・Aadd9 |Dadd9 |Aadd9 |Dadd9
使えるバレーコードのadd9
バレーコードによるCadd9の押さえ方ですね。
これは横に移動するだけでDadd9にもなりますし、
応用が効きます。
僕はこのコードをかなり多用していますね。
使い勝手がいい気がします。
まとめ
add9はポップスでもとても使われるコードです。
普通のCとCadd9を繰り返すだけでも、曲に雰囲気を出すことができます。
またアルペジオでのadd9、ストロークでもadd9もどちらも曲の中で使うと効果的だと思います。
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