こんにちは。
ユウジです。

今回は歌詞に比喩表現を取り入れてみようと言う内容の記事です。
歌詞はちょっとしたコツをつかめるとどんどん書けるようになってきます。

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比喩表現とは?

比喩とは簡単に言うと例えです。

~のように

まるで~みたいな

歌詞ではわりとポピュラーな表現方法です。

歌詞を書く人の個性が出やすいポイントでもあります

ちょっといくつか例を出してみましょう

・花のように美しく

・風のように去った

わりと普通です・・・頭に残らないフレーズです。

これを基本に多少工夫してみます。

・六月の花のように美しく

・南風のように去った人

同じ花や風でも
少し具体的にして行くと、リスナーの頭に残りやすくなります。

他の人なら

・雨の日の紫陽花のように優しい

・ビル風のように私を追い越して

人によって花でも思い付く花が違うのです。
この思いつくものが違うので、歌詞を書く人の個性が発揮されやすいのです。

ではここであなたの想像力を使って
例に出た花と風を使ってフレーズを考えてみましょう。

〇〇花のように美しく

〇〇風のように

〇〇は花の名前でもいいですね。
桜や向日葵なんかは邦楽ポップスの定番です。
そこを梅とか月見草などにすると個性が出ますし、 頭に残りやすくなります。

風でもあなたの思い付く風を比喩に使ってみます。

北風もいいですし、 突風でもいいです。 つむじ風でもいいですよね。

☆ポイントなのが、比喩表現をさらに自由に考えてゆくことです。

・君の髪を揺らす風のように

・あの日吹いていた風のように

最初の単純な比喩表現に比べて
フレーズに動きが出て来ました。

後ろのフレーズを意外性のある言葉にする

「風のように」
のような単純なフレーズでも後ろにどんなフレーズを置くかでまた心に引っ掛かりやすくなります。

・風のようなピアニスト

・風のように生きていた

風の比喩以外でも

・空のようなギタリスト

・空のように生きていた

意味がわからないんですけど、メロディに乗せると、歌になります。

リスナーは雰囲気で風のようなピアニストを理解します。

頭では理解されなくていいのです。
歌詞は雰囲気が伝われば、人は心で理解するのです。

逆に普段使わないような言葉のつながりのほうが、
リスナーの頭に残りやすいとも言えます。

 

例えの対象は無限にある

 

今回の記事は分かりやすく
花、風と言った言葉で比喩表現の例を上げていますが、
例えに使えるものは無限にあるわけです。

・溶けた氷のように

・スプーンでかき混ぜるように

・夕暮れの駅のように

・忘れかけていたメロディのように

・とぼけた顔の黒猫のように

呼んだ?

・本当は優しい小悪魔のように ちょっと意地悪な天使のように

例えにするものを逆にもできます

・夕暮れ空のようなこの想い

これを逆にしてみます。

・この想いのような夕暮れ空

また印象が変わりますね。
上のフレーズは想いが主体で
下のフレーズは夕暮れ空が主体です。

・花のような君

・君のような花

この場合は
上のフレーズは
君と言う人に対して、花を感じているわけです。

下のフレーズは、きれいな花の見た時に、君と言う人を感じているわけです。

今そばにいないけど、花を見て好きな人を感じる場面が描かれます。

ポイント
歌詞を考えている時に下の問いかけをすることで、
あなただけの例えの表現が使えるようになってゆきます。

歌詞は日記ではありません。
歌詞は心の中のイメージを映し出すものです。

・日頃見たものを思い出して、比喩に使えるのないかな?

・人や物を〇〇のような、と例えられないかな?

・気分を〇〇のような気持ちだと例えられないかな?

・もう少し自分なりの工夫したフレーズにならないかな?

まとめ

今回は歌詞を書いてる人の個性が出る比喩表現についての記事でした。

本当に無限に表現方法がある「例え」ですが、
人間が作り出した言葉と言うものの凄さを改めて感じながら
今回の記事を作成していました。
ありがとうございました。

 

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