こんにちは。
ユウジです。
今回はアレンジ編の続編となります。
前回は一人に任せてアレンジするか、
バンドメンバーみんなで協力してアレンジするかという、
アレンジのスタイルの違いをお話してきました。
今回はアレンジのポイントについて解説して行きたいと思います。
アレンジは歌が引き立つようにする
やはり音楽の中でメインメロディは歌が担当することが多いと思います。
基本的に歌メロディが引き立つようなアレンジ、編曲をしてあげることが、
曲の魅力を最大に引き出すポイントとなってきます。
ではアレンジはいくつの要素によってできているのでしょうか?
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アレンジの要素
・コード
・曲の構成
・リード楽器によるソロ
・キメやブレイク リズムのアレンジ
・包み系のアレンジ(ストリングス)
だいたい大まかに分けてみましたが、
こんな感じに分かれます。
コード
コードはギターやキーボード、ベースなどのコード楽器が中心のアレンジとなります。
コードは曲の雰囲気にかなり関わってくる重要なポイントです。
バンドですとスタジオでのアレンジ作業時に、
ギタリスト、キーボディスト、ベーシストで話し合う機会が非常に多いです。
このコード選びは作曲者が決める場合もありますし、
バンドで話し合ってから変わることも度々あります。
バックのコーラスも複数でやればコードと言えます。
でも歌のハモリなどもハーモニーなので、コード感を出していると言えます。
ですが、歌のハモリはもう少し複雑なので、これはまた個別記事での解説となります。
曲の構成
これも大切なポイントです。曲の出だしが良いと、ワクワクしませんか?
そしてシンプルな展開や劇的な展開など、
アレンジ時にどんどん変わってゆくことも多いです。
あなたの好きな曲もイントロからして魅力的なアレンジがされてると思います。
そして間奏やエンディングも曲の魅力を左右する重要なポイントです。
せっかくそこまで盛り上げても、最後にガタガタしていると
今までの素晴らしいところが台無しです。
終わり良ければすべてよし!です。
関連記事 ⇒曲の構成にはどんな種類があるの? オリジナル曲の構成のバリエーションを拡げる
リード楽器
リード楽器は間奏などでソロを弾いたりします。
ギターが多いですね。キーボードも多いです。
ギタリストの見せ場ですね!
またイントロやエンディングなどでもこのリード楽器が
メインメロディを弾いたりします。
リフと呼ばれる同じフレーズを繰り返したりもします。
リフはサビとはまた違う存在感があります。
どういうのがリフなの?と思うかもしれませんが、
フレーズを何回も繰り返していたらリフと思ってokです!
(リフレイン・・・繰り返しの略なのでリフです)
リフの雰囲気で曲が決まっている曲も少なくありません。
リードパートはかなり目立つのでとても重要な役割です。
間奏のソロを弾いたりするギターをリードギターと呼びます。
また歌の隙間のオブリガードを呼ばれる短いメロディを入れたりもします。
ただいろいろやりすぎるとガチャガチャしやすいので、
主張が強すぎるギタリストは歌の邪魔をしないように注意が必要です。(ギター始めた頃の私です・・・(--;)
わりと洋楽ロック系ですと、ボーカルよりギターの方が存在感がある曲もありますが・・・
ここでは歌を中心としたアレンジを解説します。
キメ、ブレイク リズムアレンジ
キメやブレイク(簡単にいうと音を止めること)などのアレンジも重要です。
なくても曲として成り立ちますけど、キメやブレイクがあると曲が引き締まります。
でも入れすぎは禁物です。
包み系
ストリングス
包み系はストリングスでやります。(曲を包む感じなので、包み系と呼ばれます)
このストリングスも音色がいろいろありまして、
ファーと歌の裏で目立たないように鳴っているものから、
生のストリングスで壮大に盛り上げるものまであります。
このストリングスの役割ですが、曲に入れると曲が盛り上がりやすくなります。
そして、ふわーっとした拡がりを曲に与えることができます。
ヒーリングミュージックなどでは、このストリングと単純なピアノだけで構成されている曲も多いですね。
ヒーリング系にもストリングスが多く使われているは背景には
心に拡がりを感じる作用があることが理由なのでしょう。
歌を中心にした音楽のアレンジでも、ストリングスを使うと拡がりの効果をリスナーに感じさせることができます。
ストリングスは裏でもメロディをやっていたりすることも多いですね。
この場合はメインの歌メロディを邪魔しないように作られています。
サビの裏でストリングスを入れることで、拡がり効果を出すアレンジです。
オルガン
この包み系にはストリングスの代わりにオルガンでやることも少なくありません。
このオルガンの音色はめちゃくちゃたくさんあります。
ロック系のオルガンから教会で流れるようなオルガンまで、
どの音色で演奏するかもセンスです。
シンセサイザーなどでは、ギターみたいに独自のオルガンの音色を作ることもできます。
まとめ
今回はアレンジの基本でしたが、まだアレンジの入り口の話でした。
アレンジも本当に奥が深いものですね。
いろんな好きな曲を聴いてアレンジの研究をしてみるのも良いかもしれません。
アレンジの研究をしていると、好きな曲を楽しみながら聴いていても、
ふとアレンジのアイディアに気付いたりするものです。
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