こんにちは。
ユウジです。

今回は曲作りをするに当たって、
歌詞を先に書いたほうがいいのか、
それとも先にメロディを作るべきなのか?

そんな曲を作りたいあなたの疑問に対する回答の記事です。

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歌詞が先でもメロディが先でもOK

これは実はどちらが先でも大丈夫です。

と言うかどちらかも作れます。

詞先

詞を先に書くことを詞先(しせん)と言います。

この詞先の特徴は歌詞を思い切り書けることです!

・メリット
これは、メロディの制約がないので、
メロディにはまるかどうかを考えずに
どんどん気持ちのままな歌詞を書いてゆけます。

槇原敬之さんやコブクロは詞先だと聞いたことがあります。
歌詞を大切にするアーティストは詞先にこだわる人もいます。

・デメリット

デメリットは歌詞をどんどん書いてゆける分、
メロディをつける事が大変なことでしょう。
時に歌詞が長くなりすぎていて、
5分くらいに収めるには言葉をメロディに詰め込まなければならない時もあります。
一応、制約はないものの後から歌詞を入れることは頭い入れて書いて方が、
メロディを付ける時にやりやすいです。

 

曲先

今度はメロディから作る方法です。
曲先(きょくせん)と言います。

現代のポップスやロックなどは曲先が多いです。

・メリット

曲先のメリットは、 自由にメロディを作ることができることです。
詞先ですとどうしてもメロディに制約ができてしまいます。
曲先ならまだ歌詞がないので、
一番好きなメロディを採用することができます。

・デメリット

デメリットは歌詞を乗せる時に
歌詞の文字数が限られてしまうことですね。
なかなか慣れないとこのメロディに歌詞を乗せるのが難しく感じるかもしれません。

 

曲先か詞先か

基本的には歌詞を優先するとメロディをつけるのが大変で、
メロディを優先すると歌詞を乗せるのが大変になりやすいです。

慣れもあるのですが、最初は後からつける方が苦労します。
ではどうすれば上手く歌詞とメロディを一体化させれば良いのでしょうか?

 

歌詞から書く場合

歌詞から先に書く時に
Aメロ Bメロ サビ とブロック分けして
歌詞を書いてゆくとメロディをつける時にやりやすいです。

1番Aメロ
〇〇〇〇  〇〇〇

2番Bメロ
△△  △△△△
△△△△△△△△

サビ

**********

2番Aメロ
〇〇〇〇〇〇〇〇〇  〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇  〇〇

2番Bメロ

△△ △△

サビ

********

この構成で言いますと、
 1番と2番の歌詞フレーズの長さが全然違いますが、
同じくらいの長さのフレーズじゃないと
同じメロディに乗りません。

この場合は〇が2番のAメロの方がずっと長いので、
これだと同じメロディに乗りきらないと思います。

Bメロも同じです。
1番のほうが長いので、2番と同じメロディを付けるのは無理がありそうです。

これは言いたいことを思いきり書いた後に
ブロック分けする感じでもOKです。

フレーズの長さを調整するのは、
違う言い回しができないか?
などフレーズ全体を見ながら調整してゆけると思います。

日本語はわりといろいろと言い回しがあるので、できるかなと思います。

ギターを弾きながら歌詞ノート見て鼻歌でメロディを付けてゆくという感じでOKです。
僕はいろんな方法で曲作りしますが、この詞先でも曲作りもやります。

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曲から作る場合

メロディを優先する感じですので、
歌詞の文字数は限られてきます。

ですが、曲調や構成などが決まっているため、
逆にやりやすいとも言えます。

曲調を聴いて、これはなんか悲しい感じの歌詞になりそうだなとか、
これは明るいから希望の歌詞を付けようなどアイディアが出やすかったりします。

歌詞を見て曲調が浮かぶことはありますが、
曲調を聴いてから歌詞のイメージがつかめてくる方が多い気がします。

どうすれば歌詞が上手くはまるか?

歌でホントに大事なのが歌詞とメロディのはまり具合なのです。
これは歌詞をはめ込んでみたら、
歌ってみて心地いいかどうか確認するべきです。

歌詞を聴かないリスナーも歌詞のはまり具合は無意識に重要だと思っているはずです。
言葉の響きが好きで、その曲を気に入っているということもあります。

スマホやICレコーダーで録音して、
歌詞を入れて歌ったメロディが自分で聴いて
心地良いか確認してみると良いですよ!

 

歌詞とメロディが同時に出てくるケース

この場合もあります。
この出方が一番自然でパワーがあると最近思います。
歌詞を直したり、メロディを直したりの必要がないですからね。
もう完成形のまま出てくる感じです。

正直この同時に出てくるが理想と言えば理想です。

関連記事⇒【歌の作り方】ギターやキーボードを弾きながら即興で歌う作詞作曲方法

まとめ

今回は歌詞とメロディのどちらから作ればいいの?
という疑問のために作成した記事でした。

最初はどちらも試してみて、やりやすいほうで良いかと思います。
慣れてくると同時に曲とメロディが、
同時に出てきたりするようになると思います。

そうすると3分で曲ができるということもあるわけです。
(こういう曲は名曲になったりする可能性がありますね)

 

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