今回は歌詞についての解説になります。

俳句や短歌などはいろいろ季語を入れる、5、7、5で言葉を入れるなど
決まり事がありますが、
歌詞には基本的に決まり事がありません。

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歌詞は自由 歌詞になる主なテーマ

 

歌詞は自由と言いましたが、
この自由度が逆に何をどう書けばいいのか
わからなくなる原因になることも多いようです。

ではこの何を書いてもいい歌詞ですが、何を書けばいいのでしょうか?

1・ラブソング
2・メッセージ的な内容の歌詞
3・人生の歌詞
4・言葉遊びのような歌詞
5・組み合わせ

かなり大まかに分けるとこんな感じでしょうか?
厳密に言うと
メッセージ的な歌詞の内容にも
社会的な内容のもあったり、または友達へのメッセージだったりいろいろなメッセージの歌詞があるわけです。

ではひとつひとつ見て行きましょう。

1・ラブソング

これは歌になる歌詞では一番多いのではないかなと思います。

このラブソングにもいろいろありますね。
嬉しいラブソングもあれば、悲しい別れのラブソングもあるワケです。

2・メッセージ的な内容の歌詞

これも歌詞になりますね。
人間、生きていれば日々様々な出来事がありますので、
言いたいことって誰でもあるわけです。
友達が誕生日で
おめでとう!ってメッセージの歌詞でもいいし、
この社会はおかしい!というメッセージでも言いワケです。

3・人生の歌詞

これは文字どおり自分の人生の中で感じる事を歌詞にしています。
道を振り返れば私は幸せだった
みたいな内容ですね。

4・言葉遊び的な歌詞

これはNHKのみんなのうたとかにありそうな、内容はそこまであるわけではなく、
童話のような内容だったり、言葉の響きだけで歌詞が構成されている感じですね。

有名な曲ですとちびまるこちゃんの「踊るポンポコリン」など言葉遊び歌詞の代表かなと思います。

 

5・組み合わせ

1~4までカテゴリー的に分けてみましたが、
実際はもっといろいろありまして、
ラブソング+メッセージの場合もありますし、
人生+メッセージなどもわりと書きやすいかなと思います。

人生+言葉遊び
などは一見なさそうですけど、
もしこの組み合わせで歌詞が書けたら、 不思議な雰囲気の歌詞ができる気がします。

だいたいは人間が歌いたい事ってそのくらいですね。
ラブソングかメッセージか人生か内容がない歌。

まずは自分の書きたい内容がどれに入るか考えてきてください。

自分の表現したいテーマはどれかなと考えてみてください。

 

 

私小説かフィクションか

このラブソング、メッセージなどいろんなタイプの歌詞がありますが、
書き方にも私小説、フィクションがあります。

私小説の歌詞は実際自分が体験した事実を書いたりする歌詞の書き方です。
一方、フィクションは主人公をたてて、創作的な書き方です。

フォークソングの歌詞なんかは私小説があったりしますが、
ポップスの歌詞はだいたいフィクションかなと思います。

でもフィクションと言っても自分の体験がもとになることが多く、
完全なフィクションはない気がしますね。

僕も主人公をたてて歌詞を書きますが、
やはり自分の体験は結構出てきます。

 

 

歌詞はイメージ

みんな言葉を使っています。
歌詞はこの言葉を使って、音楽を聴いている人のイマジネーションを触発することだと考えています。
私小説だとイメージが拡がらないことがあります。
イメージを言葉に変えてゆけば、どこか映画のワンシーンを観ているような
場面の描写もできます。

例)

たき火をぼんやり見ている君の横顔を見た
この優しく儚い炎がいつまでも消えないようにと願った

例)

長い冬を越えて、春の声が聞こえてくる
季節のメリーゴーランド 僕らを乗せて廻るよ

こんな感じで書けば、聴いている人はたき火をぼんやり見ている時の
気持ちや春の暖かさを思い起こしたりするのです。
そしてあまり細かく説明しすぎないほうが、
聴き手は自由に歌詞の意味をとらえることもできます。

歌詞を聴かない音楽の聴き方をしている人も
たき火という言葉が聞こえれば、無意識に寒い日の曲をイメージします。
言葉の力は聴いてないつもりでも、イメージとして伝わっています。

そして言葉の響きとしても耳から心に伝わっています。

 

説明文的な言葉使いより気持ちを感じる言い方を選ぶ

例えば説明的な文を歌詞にしても
誰も共感しなかったりします。

・雪は冬に降ります

・雪は〇℃以下になると降ります

・雪が降ると交通がマヒすることがあります

これだと人の気持ちに触れるのは難しいかもしれません。
これだとニュースみたいな感じですね。
それよりもう少し自分の気持ちを入れたほうが歌詞らしくなります。

この雪の例えで言いますと

・雪は白く美しい

・雪は天使のように見えた

・一生懸命作った雪だるまは溶けて消えた

こんな形のほうが
歌詞としていいと思います。
説明型と何が違うかの言いますと、
気持ちが感じられるからです。

雪は白く美しい
の「美しい」は見ている人が綺麗だなという気持ちが感じられます。

雪は天使のように見えた、
というフレーズも
雪を見た人の心が感じられます。

雪だるまが消えてゆくは客観的事実を描いているので説明のようですが、
雪だるまを一生懸命作ったことがある人は、数日後に雪だるまが溶けて消えて行くときに何かを感じたはずです。

こういう感じで
人の気持ちが感じられると
歌として聴いていて心に触れるものになるでしょう。

 

すべての物で気持ちが表現できる

今ちょうどテーブルにコーヒーと本があります。
コーヒーという言葉を使ってどんな感情も表現できます。

・コーヒー

喜び
温かいコーヒーを入れてあなたを待つ

怒り
不味いコーヒーをぶちまけた
(やっちゃだめだよ)

虚しさ
冷めてしまったコーヒー

切なさ
あの日コーヒーと君だけが温かかった
ちょっと例えが
アレですが
どんな言葉でも感情の表現ができると伝えたいのです。

 

・本

・のんびりした気分    

本を顔に乗せて芝生の上

・苛立ち
本を投げつけた

・嬉しさ
あなたから借りた本をそっと開いてみる

これは
本当にどんな物でもできます。

どんな名詞も感情をプラスすると 動きが起きるんです。
どんなものでも気持ちの描写ができるわけです。

コーヒーでも
冷めたコーヒーか温かいでも正反対の気持ちが表現できますし、
缶コーヒーかカップのコーヒーかでも雰囲気が違いますね。

名詞に気持ちで動きを与えるだけで
感情表現ができます。
物が気持ちを表す小道具になったりするんですね。
まるでものに気持ちを吹き込むような感じですね。

これを日常の中でやってみるだけでも、
歌詞を書けるようになってゆきます。

この手法を使いますとネタ切れが起こりません。
だって世の中にはいろんなものがあるわけですから

もちろん物だけではなく、形のないものでも気持ちは表現できます。


・まだ誰も読んでない未来のページを描いて

・消えてしまった夢 消えてなかった夢

でもちょっと形がないものは、慣れないとやりづらいかもしれません。

 

日記風を歌詞にするには?

こうして気持ちをプラスして行きますと、日記のような歌詞にはなりません。

日記にありがちなのが、自分の行動ばかりが書いてあるので、気持ちが見えなかったりします。

今日は雪が降った
帰りは電車が止まった
とても寒かった

この日記風なのものを歌詞っぽくすると
こんな感じになります

雪がこの夜に降れば 寂しく心に降り積もる
君は傘がなくて困ってないかな
いつもの道は白い道 中まで濡れた靴
とぼとぼ歩いて帰るよ

 

上に比べ下の方が
登場人物の心情が伝わってくると思います。

まとめ

歌詞は自由です。
自由だからこそ何をどう書いて良いか・・・となります。

今回は歌詞の根幹にあるテーマなどの話でした。

この記事で書かれていることを、ぜひ試して歌詞を考えてみてください。
少しずつですが、自分の書きたいことがわかってくるはずです。

 

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