こんにちは。
ユウジです。

今回のやさしい音楽サイトの内容は、ハモリです。
人類が発見したものの中で、最もすごいもののひとつに、
このハーモニーがあると思います。
音を重ねると心地が良いということを発見したのです。

人間は、綺麗なハーモニーが本能的に好きだと言われています。
これは、曲に取り入れない手はありません。

ハモリと言ってもいろいろあるので、さっそく見てゆきましょう。
アレンジ編ですね。
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ハモリ

ハモリは、音を重ねてハーモニーを作るということです。(すいません、知ってますね・・・)

ハモるという呼び方は「ハーモニーする」が略されて、
誰かがハモると言って、
それが自然と定着した感じですね。
こうして言葉にして書いてみるとハモリって面白い言葉です。

カラオケでもハモリなどの言葉は使うので、
わりと一般的になっていて、言葉や意味はみんな知っていると思います。

コーラスのハモリも、ギターのハモリも基本的には同じ

ではそのハモリをキレイに重ねるためには、どうすればいいのでしょうか?

ハモリは音を重ねて、和音にするのですが、
基本的には、歌、ギターも、キーボードでも他の楽器でも同じです。

この音の重ね方がわかってしまえば、
メインボーカルにハモリを入れることもできますし、
ツインギターで、メロディをハモリながら弾くフレーズを作ることもできます

いろんな音の重ね方があるので、次の項目で見てゆきましょう。

 

3度のハモリ

一番耳にするハモリは3度のハモリです。
この3度というのは、メインのメロディに対して、
3度の音を重ねるので、3度のハモリとミュージシャンは呼んでいます。

ドとミやㇾとソみたいな感じですね。

メインメロディに対して3度でハモってなど、よくバンドアレンジ中に会話に出てくると思います。

 

3度下のハモリ

上の3度のハモリと理屈は同じなのですが、
3度下のハモリは、上のメロディの方が、メインメロディです。

この3度下のハモリは、メインメロディより一層引き立つ感じがします。
僕もオリジナル曲で3度下のハモリを入れることがよくあります。
一番下にある僕のオリジナル曲でも、サビに3度下のハモリが入っています。

 

6度のハモリ

6度のハモリは、3度の音を1オクターブ下に持ってくるハモリです。
正確に言うと6度下のハモリですね。

ドとミでしたら、下のミとドのような感じのハモリになります。

歌で6度のハモリもキレイですね。

そして、ギターやピアノでもよく6度のハモリのフレーズは出てきます。
3度のハモリと使いわけたり、組み合わせたりすることで、かなりバリエーションが出るのではないでしょうか。

3度のハーモニーとはまた違った美しさがあります。

5度のハモリ

5度のハモリは、3度や6度の感じとは全然違う印象です。
エレキギターだと5度と言えば、パワーコードと同じなのですが、
1弦と2弦でリードフレーズに入れても、カッコいいと思います。

アコギだと、エリッククラプトンの「Tears in heven」のオブリガードで、
この5度のフレーズは出てきます。

ピアノでも5度のハモリメロディは、雰囲気があっていいですね。
久石譲さんの曲を聴いていると、この時々5度のフレーズが出てくる印象です。

エレキギターのハモり方

エレキギターで歪んだ音ですと、
1弦と2弦を使って3度の音を弾くとグシャとしてしまいます。
なので、レコーディング現場などでは、
ギターを2本重ねるみたい言い方がされます。

エレキギターのソロでハモる場合は、
もう1本エレキギターを、
オーバーダビングで録音してハーモニーを作ることがほとんどです。

こうして歪んだ音のエレキギターのハモリは作られています。

ライブなどでは、ツインギターならハモることができますね。

 

アコギやピアノは多い ハモリフレーズ

アコギだと歪んでないので、3度のハモリフレーズをどんどん入れることができます。
6度もよく使われます。この6度のハモリフレーズを覚えておくと、アドリブ拡がると思うので、ぜひ覚えてみてください!

ピアノも一人ハモリができるので、単音のメロディにもっと厚みや美しさを入れたい場合、3度や6度のハモリを入れてみるのもいいですね。

ハモる時に気を付けたいこと

ハモる時は基本的にメインメロディがあります。
ハモリパートは、メインメロディより少し音量を小さくします。
あくまでメインメロディあってのハモリです。

そして歌のハモリの場合は、ピッチ、音程に注意が必要です。
メインボーカルが正確なピッチで歌っていても、
ハモリパートの人の音程がズレていると、メインメロディが台無しになってしまいます。
メインメロディだけではなく、全体が締まらない印象になってしまいます。

ギターやベース、キーボードを弾きながら演奏する場合は、
練習が必要です。ギターのコードに気を取られて、
ハモリがズレていたとかアマチュアバンドではよくある話です。

 

まとめ

 

今回はハモリに焦点を当てたやさしい音楽サイトでした。
この数種類のハモリのアイディアを持っているだけで、
単音のメロディが一気に華やかなものになるはずです。

単音には単音の良さがありますが、ハモリはハモリでまた別の良さがありますね。
ぜひ、今回解説したハモリをオリジナル曲でも使ってみてください。

 

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