こんにちは。
ユウジです。

今回はリズムのキメの解説です。

バンドでも弾き語りやソロスタイルでもキメがあります。
このキメは曲のポイントになる場合も多いので、
見てゆきましょう。

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キメとは?

キメとは曲の中でリズムが特に強調された箇所のことを言います。

キメがなくても曲は成り立ちますが、やはりあるとメリハリがつきます。
キメとブレイクはバンドサウンドに欠かせません。

・バンドサウンドでのキメ

キメと言ったらバンドのみんなで楽器を合わせたりするのを
まずイメージする人もいると思います。
このバンドサウンドのキメですがどこにポイントがあるのでしょうか?

 

バンドの息を合わせる

楽器隊の息があっていないと、キメは決まらないです。
キメなのにキマらないのはカッコわるいいですね。
これもいろんなパターンがありまして、
ギター、ベース、キーボード、ドラムで合わせる場合もありますし、
ボーカルのメロディーもキメとして、全員でキメを入れる時もあります。

ギターのリフとキメが合体しているものも多いです。

ベースとドラムだけでキメを入れる時もあります。

例えば上の画像ですと、楽器隊は後半の3つの音符が強調する感じです。
ドラムがシンバル叩いたり、
ギターは強く弾いたり、目立つ音使いをしたりします。
特にベースとドラムが大切です。(リズム隊ですからね)

 

やはり、上手なバンドはキメがバシッと決まってカッコいいんですね。
楽器の細かいテクニックなんかはそこまでわからないお客さんも、
キメがカッコよく決まっているか、否かはすぐに分かります。

それほど、音楽的にも分かりやすいのがキメです。

 

キメの息を合わせる練習

これはスタジオで繰り返し練習するしかありません。
いいバンドはリズム隊がしっかりしています。

メンバーのテンポ感を合わせる必要がありますが、
スタジオ以外でできる練習のひとつとして、
メンバー全員で自分のパートを歌ってみるという練習方法があります。

自分がドラマーだったら、
ドン、パン、ドドパン ダダダダ 
ベースだったら、ブン、ブン、ブブブン ブブブブ
ギターだったら ジャ、ジャ、ジャジャ、ジャジャジャジャ

これを口で歌うのもメンバーのテンポ感を合わせる練習としてよいと思います。

これが簡単そうでやってみると意外と合わない・・・
特に16分音符のキメや裏拍のキメなどが難しいかもしれません。

このダダダダの部分がキメなんですけど、
口でやってみて、しっかり合った時も、決まった感があります。
バンド全体のリズムが安定してくるとグルーヴが出てくると思います。
グルーヴって一体感みたいなものですね。

クラシック曲などもキメはかなり多いです。
例えばベートーベンの「運命」
ジャジャジャジャーンって曲ですね。

僕はドラクエの音楽が好きでこないだコンサートに行ってきたのですけど、
オーケストラのキメの部分がとても息が合っていて、さすがだなぁと思いました。
正確に言うとオーケスラの場合は指揮者が関係しているので、
ちょっとバンドのキメとは違います。

でもリズムをみんなで強調する心地よさ、カッコよさは同じなので
そう感じました。(クラシックの世界でのキメの名称は知らない)

ソロスタイルでもキメ

もちろん弾き語りやソロギターでもキメはあります。
ちょっと強めにアコギやキーボードを弾けばキメになります。
これはひとりなのでそんなに難しくないと思います。

でもデュオで演奏する場合は、バンドの時と同様に二人の息が合ってないと
演奏がグダグダになってしまいます。

 

これも長年一緒に演奏してやっと合う人もいれば、
初日に合う人もいるので、相性もあるかもしれません。

まとめ

今回はリズムのカッコよさが最高に活きるキメのお話でした。

このキメもバリエーションがいくらでもあるので、
いろんなバンドがセンスを発揮しているところでもあります。
カッコいいキメを入れる曲を何曲もコピーしていると、
かなり参考になります。
そういう曲を練習していると、
あなたがオリジナルを作ってアレンジするようになった時に、
カッコいいキメが入れられるようになるでしょう。

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