こんにちは。
ユウジです。

今回は作った曲を寝かせるメリットについてお話ししたいと思います。
何故作った曲を寝かせると良いのでしょうか。

結論から言ってしまうと客観的に聴けるからです。
今回の方法を取り入れると曲を完成させたあとしばらくして
ボツになるということがなくなります。
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曲を寝かせるとは?

寝かせるとはなんでしょう。
ワインなども寝かせると味が良くなりますよね。
ワインは全然詳しくないのでなんとも言えませんが、
時間の経過にともなって発酵が進んだりするのでしょう。

音楽も寝かせると良くなることがあります。
作った曲を放っておいて時間を経過させることです。

忘れてしまっているくらいがいいですね。
というか忘れるところのポイントがあります。

ただ音楽の寝かせるという工程は、またワインを寝かせるとは意味が違っています。

曲を作っておいてただ放っておくだけで、
いい曲に熟成していたらすごいんですけど、そういうワケではありません。

曲というよりは自分の方の問題です。
自分の耳をニュートラルな状態に戻すために、
この曲を放っておくという時間が必要です。

 

曲を寝かせるメリット

・客観的な耳で曲を聴くことができる

曲を寝かせるメリットですが、
ほとんどはこれです。

客観的な耳で曲を聴くことができるということです。

何故、客観的に聴けるようになっているのかと言いますと、
どんな曲か忘れているからです。

曲を作ってから毎日その曲を聴いていますと、主観的評価で聴いてしまいます。

・デメリット

デメリットは人によっては曲の存在を完全に忘れてしまうことです。
曲の存在そのものを忘れてしまって、聴き返すこともしないということですけど、
たぶんあなたは大丈夫でしょう。

時々、録音してメロディを聴き返すということを楽しみにしていれば、
曲の存在を忘れてしまうことはありません。

曲ができたばかりの時は自分で評価しづらい

これはケースバイケースなのですが、
曲ができた時は、気分が高揚しているせいか、
曲に対する冷静な評価がしづらいように思えます。

贔屓目で聴いてしまったり、
この曲は自分で作った曲だという気持ちがあると、
いい曲だと思いたい心理が邪魔して、客観的な評価がなかなかできません。

作ってからしばらくしてボツになる曲があると思いますが、
そういう曲はだいたい主観的な評価のまま曲を出しています。

時間が経つにつれて、あれなんかあまりこの曲良くないなと感じてくる感じです。

でももちろん、メロディがパッと出てきた段階から、
これはすごい曲だ!というのがわかる曲があるのも事実です。

 

時間をおいて曲を聴くと

時間をおいて曲を聴くと、客観的に聴けるのですが、
客観的に聴けると何故いいのでしょうか。

時間が経ってから作った曲を聴くと、忘れていることが多いです。
ある意味、曲に対して冷静な評価を下すことができます。

久しぶりに自分が録音しておいた曲を聴きますと、
いい曲かどうかが、ハッキリわかります。

これが曲を寝かせるということです。

 

曲の寝かせかた

1.icレコーダーやスマホに何曲も
鼻歌程度の簡単を録音しておいて、数か月ほど寝かせます。

2.数か月後に聴き返す

3.その中でこの曲いいなぁと思った曲を正式にやることにする

流れとしてはこんな感じです。

僕はレコーダーに録音された曲を聴き返す時、
外出先で録音したりもしますので、数か月間で何十曲も入っています。

時に1年以上録音が溜まっていることもあります。
その時には、50曲くらいのメロディの鼻歌のファイルが入っています。
ギターで簡単な伴奏をしながら、鼻歌録音です。

結構わくわくして聴き返します。
何故なら、自分が鼻歌で録音してメロディをまったく覚えていないので、
どんなメロディが出てくるか楽しみだからです。
あ~確かこんなメロディを出したなぁとか、そんな感じですよ。

その中でこの曲は絶対形にしたいという曲があります。
その曲を形にしてゆけば間違いないです。

寝かせた曲を聴きかえして、その時にこのメロディいいな!と
感じた曲はこの先ずっと演奏して行ける曲になるでしょう。

ボツ曲が出ない確実な方法です。
(レコーダーの中には使われないメロディの断片がたくさんありますが)

ぜひあなたも試してみてください。
数か月後には、たくさんの曲が入った録音を聴くのは楽しいですよ!
そしてその中に、とてもいい曲だと感じるメロディがあるはずです。

過去の自分からのプレゼントです!

 
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