こんにちは

今回は楽器の上達の速度についてです。
あなたは上達する時はどんな感じで伸びてゆきと思いますか?
初心者の人ほど
上達スピードは速くできることがどんどん増えてゆきます。
もう2週間で結構変わると思います。
あれ?こないだ出来なかった事ができるようになってる!
みたいな状態ですね。

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本人は気付かないけど、初心者は伸びるのが速い

本人はなかなか上達しないと思っているかもしれません。
でも日々、新しい事を吸収しているので、
毎日練習していれば伸びているはずです。

個人差はありますけど、毎日のように30分練習できれば、
1年ほどで人前で演奏できると思います。
(友達以外の人が観に来るまでは、まだ数年かかるかと思います)

でも1日に2時間毎日練習する人もいますので、
一概に何年とは言えないところもあります。

お客さんが感動するレベルの演奏は一朝一夕ではいきません。
楽器が上手は人は練習に時間と体力をそれだけ使っているのです。
楽器が楽しいから練習しているというスタンスが一番伸びます。

でも1日の中で10分でも弾けば、確実に上達します。

関連記事⇒楽器の練習は毎日やったほうがいいの? 習慣化すれば達人ルート!

最初に数年はグングン上がってゆきます!

この状態がずっと続けばすごいのですけど、
この上達スピードは緩やかになってゆきます。

 

上級者なんかは
年単位で演奏レベルが上がったかわかるくらいでしょう。

何事もだいたい最初がグーンと伸びて
後が緩やかに上昇みたいな感じになる感じでしょう。
もしくは練習をさぼって下降線をたどるか、現状維持ですかね。

でも上級者になればなるほど、
応用力の幅が拡がります。
そうです。縦に上がりづらくなったけど、横に拡がるようになるのです。

 

応用力は新しいジャンルの音楽をやった時に、
習得してゆくスピードが速いということですね。
一からやる人より半分以下のスピードで弾けるようになります。
初心者の場合は上達は速いのですが、練習した曲しか弾けません。

でも中級者くらいになると
Aと言う曲を練習して弾けるようになった後、似たBと言う曲は半分くらいの時間で弾けるようになります。

これはAという曲で練習した事が、
Bという似た曲で応用が効いているのです。

プロのギタリストに聴いたことのないフレーズを聴いてもらって、
今のフレーズを弾いてくださいって言ったら、
すぐに弾けるんですね。

これは今まで弾いた曲がたくさんあるので、
だいたいどんな演奏でも応用が効いているのです。

初心者のうちに
いろんな曲をコピーしたりカバーしたりするのは、
そういう意味でも大切ですね。

初心者のうちは縦に伸びる。

 

中級者はわりと伸びながら応用が効くようになる
上級者はなかなか上達しないけど、
応用がすごい効くようになる。
ある意味、横に伸びているとも言えます。


でも上級者でも
突然レベルが上がる時があります。
出来なかったことが急にできるようになることは、
20年以上、楽器を弾いていてもある現象です。
もちろん何もしてなかったら、なかなかないですけど。
練習していると、グンといきなり伸びることがあります。

気付きにより演奏が進化する時

 

演奏家として進化する時は、何かしらきっかけがあります。
これは初心者でも上級者でも起こります。

こういう音楽サイトでやり方を見て気付いたり、
先生に教わって気付いたりが多いでしょう。

何かしらの気付きがあり
ギターの指板の見えかたが変わったりする時です。

例えばCを弾いていて、
別ポジションでCの押さえかたを見つけたりすることがあるのです。
いつもと違う音のアプローチ方法を見つけたりすることがあります。

そういう風に急に目の前が拓けたような発見によって、
楽器や歌の腕前がポンと上がることがあります。

歌ですと何かしらのコツに気付いた時ですね。

ちょっと話が大きくなりますが、
この気付きによる進化は人生の中でも起こります。


目の前のギターの指板が昨日の指板と違って見えるのと同じように、
昨日までの景色と今日の景色が見えかたや意味が変わる時がありますね。

話は戻りますが、
ギターが上手い人は 指板の上にいろんな形が見えています。
キーEのブルースでセッションとなると、
指板の上に弾いてOKな場所が見えるんですね。
上手い人ほどこの指板のいろんな弾いてOKな音の固まりが形となって見えます。

だから上手い人は音を外さずに即興演奏をずっとできるのです。

初心者ミュージシャンと上級者ミュージシャンの
一番大きな違いはこれじゃないかなと思います。

指が動くかより、
指板や鍵盤にある形が見える。
それがコードだったりスケールだったりするわけです。

楽器の演奏をしたことがない人が見たらピアノは真っ白とちょっと黒があって
なにも見えないと思います。

でもピアノだったら、ピアノの鍵盤上に何かが見えるんですね。
音と音の関連性が理解できているので、
それがコードやスケールの形として見えています。
世界的な演奏家の目に指板や鍵盤がどう見えているのか、
僕も理解できません。

彼らはそれらが見えているから、
世界的な演奏家なのです。

指がいくら動いてもその域に到達するためには、
見えないものが見えるようにならないと難しいでしょう。

でも別に世界ツアーをやりたいって人は
この音楽サイト読んでないと思いますので、
言いたい事を書きますと、

出会った人たちをライブに招待して楽しませる演奏をすることが目標なら、
そんな難しいことは必要ないです(笑)
心の風景が見える音楽が出来れば、
感動してくれる人はいますよ。

世界的な音楽家よりあなたの演奏を聴きたいって人は必ずいるんですよ!

音楽は不思議だと思います。

でも指板や鍵盤にいろいろなコードやスケールの形が見えてくれば、
できることが拡がることは確実ですし、
あなたの個性も発揮しやすいですね。

この気づきによる突然の上達現象があると覚えておいてください。

 

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