こんにちは。

今回はギター、ピアノ、歌など音楽全般に関わることを書きたいと思います。

それは音に強弱をつけるということです。




抑揚ってやつですね。
よくようと読みます。

 

 

強弱をつけると表現力が増す。

これはメトロノームの音と人間の叩いたドラムを比べて見ればよく分かります。
同じ音量でピッピッと無機質に鳴るメトロノームは、単調で聴いていて面白くありません。

それに比べて人間の叩いたドラムは、ひとつひとつの音に音量の差があって、
聴いていて心地よいんですね。
人間は単調なものを聴いていたりすると、つまらないと思います。
(催眠療法などはこの単調なリズムをあえて使って催眠誘導するようです)

歌もギターもピアノも同じです。

僕は楽器などを教えたりもしていますが、
この強弱を取り入れるように伝えると、
ものの5分で表現力が1.3倍は増します。(1.3って数値はテキトー)

でもホントいきなり表現力が上がると伝えたいわけです。
そんなに難しくないですよね?
だってここは盛り上げてとかここは少し小さめで弾いて(歌って)
とか前持って考えて置いて弾く時に意識して弾けばいいわけですから。

初心者はやはり音を出すことだけに神経を使ってしまうので、
音量が一定になってしましやすい傾向にあります。

表現力がある人は、その場で弾いてて気持ちが盛り上がってきたら、
音量が大きくなったりなど、いちいち考えていなくても強弱が付きます。

クラシックなどの楽譜にはここは弱く、ここから強くみたいに、
指示が書かれているのでわかりやすいのですが、
弾き語りにの本や、バンドスコアには書かれていません。
書いてあるのはあるかもしれないけど。

メロディーが高くなるに連れて音量を上げる

基本としてはこれを意識するとやりやすいかもしれませんね。

メロディが高くなる箇所は気持ちも乗ってくるので、
自然と音を大きくできるのではないでしょうか?

最初は難しいかもしれませんので、
メロディが高くなるところは大きく、
メロディが低いところは小さくでokです!

 

上手い人の演奏を意識して聴いてみる

好きなミュージシャンの演奏を意識して聴いてみましょう。
そうすると、フレーズの音量が上がったり下がったりしていると思います。

もしあなたがこの演奏が好きだとしたら、
フレーズの美しさと同時に、音の強弱も無意識に感じて、
このフレーズいいなぁと思っていたとわかると思います。

僕は誰かの歌を聴いていて低いメロディから高いメロディになった時に、
音量が大きくなる時、ゾクッとします。

じゃ見習って自分も歌う時やってみよう精神です(笑)

こうやって優れたミュージシャンの演奏を研究する耳で聴いてみるのも、
いいと思いますよ。
ただ本来の楽しむ聴き方を忘れないようにしてくださいね。
(例えばベーシストだとベースばかり聴いて曲全体を聴かなくなるとか)

 

歌やエレキギターのソロは音量がデコボコすると聴きづらい場合があるので、
コンプレッサーという音量のバラつきを整えて聴きやすくするエフェクターをかけたりすることもあります。
コンプレスが語源ですので、圧縮するという意味ですね。

それでも音が大きくなったり、小さくなったりはわかると思います。
コンプをかけすぎると平坦で盛り上がりにかける音楽になってしまいます。

まとめ

最初のうちは強弱をつけて弾くことを意識してみてください。

これだけでフレーズ、音楽に雰囲気や色気などが出てきます。
単調は音楽でもあまり好まれない傾向にあります。

(淡々と歌うフォークソングも好きですが)

基本的にはメロディ、フレーズが高いところは大きく、
逆に低いところは小さくでokです。

次第に自分で自然な感じで抑揚をつけることができるようになります。

主に歌やインスト、ソロの時ですね。

(リズムの刻みなんかは、音量も音色も同じ方がいいかもしれません)

これを身につけることで、あなたの周りのミュージシャンと差が出ますよ!




同じカテゴリーの記事