こんにちは。
ユウジです。

今回は曲の中に共通のメロディを持たせる作曲法です。

印象的なフレーズを曲の中に何回か出すと、1曲を通してよりまとまった雰囲気を作る事ができます。

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ワンフレーズを元にする

短い印象的なフレーズを、曲の中で形を変えて何回も使うやり方です。

クラシック作曲ではモチーフと言ういい方をするようです。

別にこの手法は使わなくてもロックやポップスは曲作りできますが、
クラシックの作曲などでは、モチーフを元にどんどん展開してゆくことが多いようです。

曲の作り方も幅があったほうがいいので、今回の手法もあなたの中にインストールすると幅が拡がるはずです。

ワンフレーズの凄さ

素晴らしいワンフレーズが見つかってしまえば、
おそらくその曲は素晴らしい曲になるでしょう。

メロディはほんのワンフレーズでも人の心に残るものです。

映画のCMなどの時に流れるテーマ曲も、ほんのワンフレーズなのに、印象的です。

そのワンフレーズを曲のいろんななところで登場させます。
部分によってはそのまま使うと違和感があるかもしれないので、変化、変形させて曲を展開させてゆきます。

 

メロディのリズムが同じでコードとメロディが変わってゆくパターン

ジョンレノンの「Love」では
フレーズのリズムはほとんど同じで、
コードで曲を拡げてゆく曲です。

ジョンレノンは自然に作った結果こうなったと思いますが、
こういう同じリズムのフレーズが元になって拡がってゆく曲もあると知っているだけでも自分の曲に自然と応用できるはずです。

他にも
「SMILE」も一回り目のメロディのリズムと、二回り目のメロディの基本リズムは同じで、コードが変わって展開して行きます。

「The Rose」もそうですね。
基本的なメロディのリズムが同じで、
コードが変わって、メロディが上がったりして曲が展開してゆきます。

 

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Aメロとサビの一部に同じメロディを使う パターン

他にも同じフレーズを曲の中に何回も出すパターンです

このパターンでパッと思いついた曲は、ビートルズの「let it be」です。

聴いている時は自然で気づかないかもしれませんが、
このAメロとサビの後半のフレーズを同じにすることにより、 全体がまとまりのある感じになっています。

let it be の場合はAメロとBメロだけですが、
AメロとBメロとサビ、AメロとBメロ、
Bメロとサビなどで一部分共通メロディを持たせても良いわけです。

尾崎豊さんのダンスホールでも
Aメロとサビの終わりが同じです。
そのメロディがとても印象的です。

このフレーズは歌詞を合わせたりしてもいいですね。

使うほうが優れているわけでは、ありませんが、
名曲で曲の中に何回も同じフレーズが出る曲は珍しくないかなと思います。

まとめ

今回は、
印象的なフレーズができたら、曲の中で何回も使ってみる作曲手法でした。

素晴らしい曲には、印象的なワンフレーズがあるはずです。
そしてこのワンフレーズに大切なメッセージを歌詞で入れると、いいかもしれないですね。

今回の作曲手法はアイディアのひとつです。
こういう風にフレーズを曲の中にそのまま何回も使ったり、
少し変えて何回も使ったりすることで、 リスナーの印象に残りやすくなるはずです!

 

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