こんにちは。
ユウジです。今回は音楽の娯楽性と芸術性について記事を書きたいと思います。
音楽は皆を楽しませる娯楽であります。
そして音楽は心を癒す芸術でもあります。

音楽の娯楽性と芸術性

僕は自分で聴いてる限り娯楽としても聴いているし、
芸術としても聴いていて、どちらの聴き方もしていると感じます。

娯楽に寄りすぎると、軽くて残らない曲になりがちです。

逆に芸術に寄り過ぎると、一部の人しか理解できなかったりします。
もちろん一部の人たちの心にずっと強く残るのでそれはそれでいいかなと思います。

ではそこでどうするか。
エンターテイメントとしての楽しさと
悩みや痛みの共感性を両面ある感じにするといいかもしれません。

 

音楽は楽しいもの

エンターテイメントとしての音楽は華やかで、
ライブなどで楽しませてくれるでしょう。

やはり音楽は楽しいと言う文字が入っているので、楽しむものと僕は考えています。

自分で曲を作る時は、
リスナーの痛みに触れるような音楽ができたらいいと考えています。
僕もいろんな音楽に癒されて来たからです。

一時期、暗い感じの作風で歌を作っていました。
希望があまりない感じの歌でした。
でも全部ボツにしました(笑)

希望があって楽しい感じで音楽を表現するべきだと思ったのです。
どんなに希望がある歌でも、
苦しみや痛みはどこか歌詞に入れることにしています。

ステージも、
どこか明日が楽しく迎えられるようなステージにしたいと思いました。

きっとその時期に人間性が変わったのです。
いや、人間性が素直に戻ったのでしょう。

楽しいだけですと、心に染み込まないと思っています。
友達でも楽しいだけの友達と、
苦しみを分け合い、かつ楽しい友達がいます。

後者の方が大切な友達なのです。

 

音楽の芸術面

世の中は結構歪んでいます。
人間も酷いニュースをどんどん次から次へと作り出します。

芸術は美だと僕は考えています。
人間が持つ美を結集させて作品にしたもの。

人間には美しい面もあります。
酷い歴史もありますが、人間には美しい面があるのも事実です。

そして暗い時代ほど素晴らしいアーティストや音楽が生まれるものです。
イマジンなども平和な時代に決して生まれない歌です。

人と人が争い合う暗い時代に
ジョンレノンが夢見る理想を歌った歌だから、
僕らの心にいつまでも響くのだと思います。

そして、人間の持つ美の正体は愛です。
この愛が作品で表現されている時、人間は普遍性を感じるのではないでしょうか。

憎しみも世の中の不条理も超越する愛が、人間の心の一番奥に流れているのです。

人間はどの時代でも、みんな同じことに喜び、同じことに泣いてきたのです。

曲を作った動機がとても深いところにあるのです。

芸術家はそう言う意味でもメッセンジャーなのでしょう。
いつの時代も音楽を通して伝わる愛は世界の道しるべです。

作った動機が浅い音楽はその場限り

娯楽だけの音楽が残らないのは、愛が入ってないからかなと感じます。
ビジネス、ショーとして成功すればいいと言う音楽もたくさんあります。

どんどん曲を量産していきますが、
やはりそれだとお金になるかもしれませんが、
人に愛される素晴らしい歌ってなかなかできない。

一時は夢中になるかもしれませんが、
作った動機が浅い音楽はおそらく残らない気がします。
娯楽であればその場限りでもいいのかもしれませんが、
曲を作るものとしては、ちょっとそれだと寂しい気もします。

 

キングオブポップ

もちろんエンターテイメントとして大成功しながら、
普遍的な愛を放ち続ける音楽もあります。

その代表がやっぱりマイケルジャクソンでしょう。

世界中を魅了するエンターテイナーでありながら天才芸術家でもありました。

マイケルジャクソンは、楽しませる曲から心を癒す曲まで、
本当に幅広かったと思います。

WE ARE THE WORLDも世界を見た時に心が痛んだからこの曲を作ったとマイケルが話していました。
世界中の悩みを一人で背負ったような言葉の重みがありました。

やはり生命力のある曲は生まれた動機がとても深いのです。

すべての面においてレベルが最高というすごいアーティストですよね。
歌声もカッコよく、優しいので時々無性にマイケルの歌が聴きたくなることがあります。
世界で今も誰かが確実に聴いています。

まとめ

音楽は楽しく、そして皆の心を癒すものです。
娯楽でもあり、生きてゆくために元気をくれるものでもあります。

実際音楽がなくても、世界は廻るかもしれません。
ですがそれはとても味気のない世界です。

今回は音楽の娯楽性と芸術性の観点からの音楽の話でした。

 

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