今回は、鍵盤でのコードの初歩を書きたいと思います。

ピアノもキーボードも基本的には同じです。

なるべく難しくない感じでお伝えできたらと思います。

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僕はクラシックの曲も弾きますが、はっきり言ってクラシック専門家には敵わないので、クラシックやジャズをやりたいって方は、この記事は参考にならないかも(というかならない)

弾き語りの伴奏をする時にコード弾きをしたいって人は、
読んでみる価値があると思います。

鍵盤楽器でのコード

 

鍵盤楽器は白い鍵盤と黒い鍵盤があります。
白鍵(はっけん)と黒鍵(こっけん)と言います。

今回は初歩の初歩なので、白鍵を中心にしたコードを解説してゆきたいと思います。

まずはCなんですけど、

白鍵のド、ミ、ソを押さえます。

ドの場所は把握していますでしょうか?

はい、これが基本的なコードのCです。

ド(C)レ(D)ミ(E)ファ(F)ソ(G)ラ(A)シ(B)
コードだけでなく単音もミュージシャン内ではこう呼ばれることが多いです。

ここは僕も最初のころよく理解できませんでした。
例えばAを弾いてと言われた時に、
コードのAを弾いてという意味の時と、単音のAを弾いてって時があります。
(チューニングする時、Aを弾いてと頼まれることが良くあります)

 

では、次にFを覚えましょう!

Fはファから始まって一個飛ばしで鍵盤を押さえてゆきます。
これはCと同じですね。
少し慣れないと押さえづらいかもしれないけど、
押さえられると思います。

では、頑張って3つ目のコードも覚えてしまいましょう。
これは、Fの押さえ方をひとつ横にずらしただけです。

これがGです。

こんなにシンプルな感じでコードを覚えるサイトってあんまりないとおもいますが、
ここではなるべく実践的な内容にして書いています。
理論的なものはあとから理解すればOKです。
まずは音を出して覚えたほうが10倍速いです。

ではこの3つを、Cからもう1回押さえて覚えていきましょう。

鍵盤を一個飛ばしで押さえます。

Fも1個飛ばし、

Gも1個飛ばしで押さえます。

このC、F、GはキーがCの時の3コードとなります。
それぞれCがトニック、Fがサブドミナント、Gがドミナントなんですけど、
最初はこんなの覚えなくていいです。
理論はあとでいいんです。
まずは音を出してみて、こういう音かと感じることが大事です。

この基本の3コードにベースをいれよう!

はい、かなり早い感じで進んでいますが、
基本のスリーコードは押さえられるようになりましたら、
今度は左手を加えてゆきます。

Cの時は右手親指で押さえているドの音があると思います。
左手は2オクターブ下のドの音を押さえます。

はい、右手と左手が同時に押さえることが出来たら、
なんだか安定して響きになったと思います。

画像で見ますとこんな感じですね。

これをFも同じ感じで右手親指のファの音の2オクターブしたのファの音を弾きます。

Gはそのまま1個ずつ右に指を移動させます。

 

このが基本のスリーコードで、この3つだけで作られた曲は、
山ほどあります。

今回の記事は最初なので、もっとも大切な3つのコードの解説でした。

他のコードはこの3つのコードの応用なのです。
例えばこのコードの音を足して響きを変えたり、
代理コードと言って、ニュアンスの違うコードを当てたりもします。

でも基本はこの3つのコードなので、C、F、Gを頑張って手に馴染ませてくださいね。
キーが変わるとD、G、A(キーD)とかG、C、D(キーG)
になったりしますが、これはまた個別記事で解説します

 

展開もある

コードを今は鍵盤ひとつ飛ばしで押さえたと思います。
最初なので鍵盤一個飛ばしで覚える感じでOKです。

でもこのCで言えば、右手のド、ミ、ソの並びはミ、ソ、ドでもソ、ド、ミ、にも変えることができます。
これはコードの展開と呼びます。
その場合は左手のベース音はド、つまりCの音が出ているということが大事です。

慣れてきたらこういうコードを展開したパターンも覚えてゆくと、
コードの流れがきれいになったりします。

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