こんにちは。

僕は20年以上音楽をやっていますが、
音楽ってなんなんだろうと今だに思うことがあります。

今回は時々思う、
いったい音楽ってなんなんだろう?
ということをテーマに書いてみたいと思います。

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音楽はどこにでもある

音楽という字は音を楽しむと書きます。
これはもう楽器を弾く人達だけではなく、
カラオケを楽しむ人、ダンスを楽しむ人、子どもが楽しそうに歌っている、
お母さんの子守り歌、午後5時の鐘の音、冬に来る石油さんのメロディ

他にもたくさんあります。
音楽って実は日常に欠かせないものだったりします。
テレビの中も音楽なしじゃ考えられないわけです。

音楽がビジネスになったのはここ数百年のことでしょう。
でも音楽はそれ以前もあったわけです。

今は音楽があまりにもビジネスの道具になってしまっていて、
なんだかなと思う時があります。

もちろん心を込めて作った音楽は売れてほしいのです。
でもピッチ修正したような安易に作った音楽が
マーケティングや宣伝の戦略で売れてしまいます。

そこでいつも思うのが、

音楽ってなんなんだろう?

ということです。

好みによるところもかなり大きいですし、
でも演奏家のレベルがあるのも事実です。

でも優れた演奏家がいくら難しい演奏をしても、
好みが合わなければ、なんにも思わないですよね。

僕も世界で1番速くギターを弾くみたいな動画を観て、
なんにも思わないわけです。

でも街角のあまり上手くないミュージシャンでも曲が良かったら、
立ち止まって聴いてしまうと思います。

でも曲が良くても演奏する人が未熟な場合は、立ち止まらないだろうし、
こう考えると音楽って非常につかみどころのないものなんだなと思います。

そして安っぽい音楽と深みがある、普遍性のある音楽があるのも事実です。

どんなに優れた演奏家でも、嫌な人だったら聴かないと思います。
エラソーな態度のミュージシャンはよくいますが、
どんなに上手くても聴かないです。

音楽そのものに力があるというより、
歌い手や人間の心を乗せてはじめて、素晴らしい音楽になるのでは?
とも思います。

 

 

僕の一番好きな歌は誰も知らない歌

 

ミュージシャン達は良い音楽を届けようと、曲を制作して宣伝して売っています。
有名な歌が必ずとも優れているとは僕は思っていません。

僕は小さなライブハウスでたくさんのミュージシャンを観てきたので、
有名じゃないミュージシャンでも素晴らしい音楽を奏でることを知っています。

僕の世界で1番好きな歌は何曲かありますが(同率首位みたいな感じ)
その中でまったく無名の友達の歌が入ります。

その友達はすでに音楽をやめているので、
本人もその歌を忘れているかもしれません。

でも僕にとってはその歌は宝物なのです。
心の傷に触れる大切な歌であり、
口ずさむと気持ちが洗われるような感じになります。

友達が作った曲だからとかではなくて、
音楽として本当に素晴らしい曲なのです。

でも音楽が魔法的な力を持つ時は、
愛を持つ人が演奏しています。

あいつの心に愛があったんだと思います。

売りあげ枚数が0枚の歌が僕の世界一の歌なのです。
というか僕ともう一人しか知らないので、
世界で3人しか知らない歌です。

世間的評価がまったくない曲を大切にしている不思議な感覚があります。

 

音楽ってなんなんだろう?

自分にとって音楽ってなんなんだろう?
僕にとっては夢そのものかもしれないです。
夢の中にいさせてくれるもの。
ギターを始めた日から、夢の中にいるような気がします。
音楽の仲間たちもできたり、長い旅のようにも思えます。

この音楽サイトを書いている時も夢のような時間です。

今回の記事を書いていて思ったのが、
僕は音楽にどれだけ夢の中にいさせてもらってきたのかと、
感謝の気持ちになりました。

好きな歌、好きなアーティスト、ライブ、音楽仲間・・・
音楽をやっていて苦しいこともありましたけど、
夢のような時間もたくさんありましたし、
今も夢の中にいるのだと思います。

十年も前に誰かの本で「信じるものに救われる」と読んだことがあります。
「信じるものは救われる」ではなくて「信じるものに救われる」

僕にとってこの信じるものは音楽だったのかなと思います。
なんだかんだ救われてきたのだと思いますから。

まぁ結局は好きなことを夢中でやっている時が、
一番人間が生きている時なんでしょうね。(楽しさも苦しさも大変さも全部込みで)

この夢の中にいる感覚こそが、
一番価値のある事ではないかと思いました。
そしてまだ旅は続いてゆく感じですね。

今回、気持ちのままに書いたので文がまとまっていなかったと思いますが、
最後まで読んでくださってありがとうございます!

あなたも音楽という夢を共に見ましょう!

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