こんにちは。
ユウジです。
音楽をやっていて良い機材とかが欲しくなる時期があると思います。
それに満足せずにどんどん新しいものが欲しくなる。
今回は機材探しの旅に疲れたことと、音楽はその人自身では?という内容で記事をお届けしてゆきたいと思います。
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楽器や機材は主役ではない
いろいろ楽器やマイクを試しますが、結局その人の演奏がいいかどうかって結論です。
最高級のマイクを使っても、最高級のギターやドラム、楽器を使っても、
演奏者が良くないと良い演奏にはなりません。もちろん楽器の調整がさせていることが前提ですよ。
極論言いますと、機材や楽器はあなたのおまけみたいなものです
その人が持っている声や技術、
楽器ですと指が持っている技術やくせが一番底にあります。
ラジカセでも
カセットテープみたいな古い録音機で録ったとしても、
歌声がしっかりしているシンガーはしっかり聴こえます。
尾崎豊さんがラジカセでカセットテープに録音した音源を聴いたことがあります。
歌とギターだけです。もう本当に素晴らしいんですよね。
機材探しの旅は時として必要かもしれません。
でも機材探してる時間に練習してたほうががいい気もします。
いいレコーディングマイクを探してる人の話を聞いたことがあります。
でも最終的に「自分が練習して上手くなったほうがいい」と気付いたって話です。
確かにいい機材はいいパフォーマンスに繋がりますから、探して使うのはいいことだと思います。
機材やプラグイン探しの旅
(なんかそれっぽい画像があった)
でもミュージシャンはいい機材を使えばいい音が出せると思い込み、新しい機材を探す旅に出てしまいます。
僕も相当いろんな機材を買って来たので、旅に出ていました(笑)
まぁあんまり高いものは買えなかったですが、十万ちょいくらいのものは買ってきました。
でもある時、自分が弾き語りを始めたころ、オリジナルの歌を録音されたカセットテープが出てきて、聴いていたらなんか温かい気持ちになったのです。
尾崎さんみたいに上手くないんですけど、下手なりに気持ち込めて歌ってるのがわかりました。
音質は全然良くないけど、当時自分歌っていたオリジナルを聴いたらなんか涙が出そうになりました。
音質の悪さとかが逆にリアルな感じなのです。河の音とか車の音とか入っています。
今はとてもきれいに作り込むことができるのですが、音楽ってもっと身近なものにあるものじゃないかなって。そういう気持ちになりました。
無菌室にあるようなものではなくて、もっと泥にまみれたものと言うか。
たくさん機材にお金をかけて来たけど、ある時もう機材じゃないなと気付いたのです。
結局、自分の歌声と歌詞と曲とユニークなアイディアです。もっと言うと音楽はその人自身じゃないかなと。
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音楽はあなた、バンドならあなたたち
今回のこの内容が上手く伝わるかなと言う感じなのですが、音楽なんて歌とアコギだけで成り立ちますからね。
良い機材を探している間は、この機材があればきっといい音が出るに違いない、みたいな感じで追い求めているんだけど、結局その機材を手に入れてもあまり変わらない。(多少変わることはあるけど)
そういう表面的なことじゃなくてもっと深い心や脳の中にあるものが大事ってことです。
誰かが良い声の人が歌って、アコギでポロポロ弾きながら歌えば音楽ってそにある。
逆にその事がわかっているミュージシャンには素晴らしい楽器や機材は本当に素晴らしい働きをしてくれると思うのです。
楽器や機材は、あなたがいてこそのものなのです
あなたが主役であります。
あなたの歌声や指先、そしてあなたの心が音楽そのものなんじゃないかなって思います。
楽器や機材も大切ですが、人の次かなと思います。
もちろんいい楽器を弾くのも楽しいし大事ですが、あなたが指先や頭の中に持っている弾き方のほうが大事です。
僕の持っているオンボロラジカセでも、玉置浩二さんやToshiさんとか僕の好きなシンガーが録音したら、すごい感動する歌がカセットテープの中に録音されると思います。
音源制作が便利になった時代だからこそ
音楽は現代の機材は編集が便利になりすぎたのもあります。
なんでもかんでも編集してしまいます。
音楽を作ることはDTMの普及でかなりハードルが下がりました。
いろんなプラグインがありますし、いろんな事ができるようになりました。
でも音楽の質って上がったのかなと疑問に思うことがあります。
DTMミュージシャンでキレイな音源を作れでもどれだけの人が、オンボロのラジカセに素晴らしい音楽を録音できるのかなと思います。
これは自分にも言っているのですが、スマホのムービーで一発録りでいい歌が録れないとねと思います。
音楽ってその人じゃないかなって思ったので、今回の記事を書いてみました。
ありがとうございました。