こんばんは。
ユウジです。

7月の暑い中、カフェで記事を書いています。
今回の記事は、
ギターのピッキングについての違いです。

ダウンとアップのピッキングの音や性質の違いについての内容となっております。
すこしギターが弾けるようになってきた頃に読むと面白い内容かなと思います。
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ダウンピッキングとアップピッキング

ギターをピックで弾く時、
ピックを振り下ろすダウンピッキングと振り上げるアップピッキングがあります。

このダウンピッキングとアップピッキングは性質が違う音が出ます。

このダウンとアップの違いを把握して、
使い分けることによって、いろんなニュアンスを出すことが出来ます。

これはなかなか楽譜に書き表せないニュアンスです。
実際に自分で弾いてみて感じるしかありません。
耳で聴いて覚えるしかありません。

ピッキングにこだわりを持つと、
より幅広く演奏に選択肢を持つことが出来ますし、
曲のアレンジもそうですね。

ではダウンピッキングとアップピッキングの違いを見て行きましょう。

ダウン&ダウン

一番分かりやすいのが、
ダウンダウンの8分刻みと
ダウンアップの8分刻みだとニュアンスが全然変わります。

ダウンダウンの方が、リズムが跳ねているような印象を受けます。

ダウンとアップのリズム刻みですと、
このリズムの跳ねがダウンダウンより落ち着いた感じです。

弾き語りのミディアムテンポのストロークは、
ダウンアップのほうが、合っています。

ダウンダウンのニュアンスと
ダウンアップのニュアンスを合わせたほうが良いと言う人もいるようですが、
これはギターの特性であり魅力なのだと考えています。
ダウンダウンとダウンアップのニュアンスを使い分けています。
曲によってニュアンスの幅があったほうがいいと僕は考えています。

これはロックギターバッキングの定番、
低音弦を使ったパワーコードのブリッジミュートにも言えます。

ズンズンズンズン

と心地よくダウンピッキングを使ってリズムを刻みます。

これはダウンダウンで弾いたほうが、格好いいのです。
ダウンアップだとなんかニュアンスが違います。

手首のリズムの取り方もダウンダウンとダウンアップは違いますが、
先に鳴る弦の音が違うのもニュアンスが変わり原因ではないかと分析します。

この低音ブリッジミュートで言いますと、
ダウンピッキングは6弦が先にピックが当たります。
アップピッキングは5弦が先にピックが当たります。
5弦から先に鳴るアップピッキングは音が微妙に軽くなります。

アップピッキング

アップは、アップの魅力があります。

アップピッキングは1弦側から6弦側にピッキングします。

よってコードを鳴らした場合は高い音が目立ちます。
6弦から鳴らした場合と、
1弦からアップで鳴らした場合ですと、
同じコードでも、全然違った雰囲気になります。
最初に鳴る音が違うからニュアンスが違うのです。

 

これもなかなか楽譜には書けないニュアンスです。

高音が強調された音が出ます。

クリーントーン時に、曲の中で、
ハイコードのEm7やEadd9などのコードをアップピッキングで弾いたりしています。
ちょっとした自分の手癖です。
曲の終わりに使うことが多いですね。
この場合はダウンだと、自分のイメージが違うんですね。

いや、ギターは奥が深いなと今回の記事を書いていて改めて思いました。

 

ギターはリズムを把握しやすい

ギターはアップダウンがあるので、
リズムが取りやすいと感じます。

ダウンがリズムの表、アップがリズムの裏と感じながら、弾けるからです。
(アップが表の時もありますが)

単音を弾く時のダウン、アップピッキング

その特性を活かしたピッキングがあります。
単音のリードフレーズを弾く際に
ダウンとアップの繰り返しで弾くピッキング法がオルタネイトピッキングです。

画像は単音のオルタネイトピッキングですが、
ダウンとアップを交互に弾くことで、リズムを取りやすくしています。

 

※ D ダウン U アップです。

これも、リズムに乗りやすいピッキングですので、
ぜひ練習しておきたいところです。

 

関連記事⇒オルタネイトピッキングとは何ぞや? 初心者向けの練習方法

 

ストロークもカッティングもアップダウンで表裏を把握しやすい

もちろんコードストロークもカッティングも、
ダウンとアップで表裏を意識してピッキングすると、
曲を演奏しやすいと思いますので、
ダウンとアップを意識して練習してみてください。

アコギもエレキもストロークを使う時は同じです。

 

まとめ

ピアノは完成された楽器と感じますが、
ギターは自由度が高く、そこが魅力と感じます。

今回は、
そのギター特有の持つ面白い部分に着目した記事でした。

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