こんばんは。
ユウジです。
今回は音楽はあまり関係ない話です。日常編です。
夜中にヤドカリを保護したのです。
いつも夜にこの音楽サイトを書くことが多いのですが、
昨日も夜中の1時くらいまで、音楽サイトの記事を書いていました。
やっと終わったから、ちょっと頭を休めるために、散歩しようと思い外に出ました。
星はキラキラしているし、今日もいい感じで記事を書けたので、今日もいいだったという感じだったのですが・・・
自宅から15秒歩いた道に何かが動きました。
ん? 僕はアスファルトの上で動く生き物を見ました。
うわ!? ヤドカリだ! なんでこんなところにいるんだ!?
ヤドカリがこんなところにいるはずはありません。
でも僕の目の前の道で、ヤドカリが移動しているのです。
こんなところにいたら、この子は生きて行けないと思いました。
どこからか逃げて来たのか、誰かに捨てられたのでしょう。
僕はちょっと考えて、自分の家から、桶のようなものを持ってきました。
貝の部分を持って桶に、ヤドカリくんをいれました。
正直、自分の精神に負担があるものを見つけてしまったという感じです。
でもどうしても、この小さな命を見捨てることはできなかったのです。
ネットでヤドカリの事を調べる
いったん帰ってからヤドカリの事を調べました。
でもよくわからない。とりあえず、カルキの入ってない天然水を小さな入れ物に入れました。小魚も入れておきました。
入れ物ももう少し水槽に近い入れ物に変えました。(水槽ではない)
とても僕は困りました。
その日は、不安な気持ちで眠りにつきました。
朝になってから、ヤドカリくんが入った入れ物に張り紙をして、家の前に置いておきました。
もしかしたら、誰か探しているかもしれない。
その日は日曜日だったので、小学生も通らず、昼すぎになっても、持ち主が現れるわけなく、ヤドカリは貝にずっと閉じこもったままになってしまいました。
すごい心配でした。でもその顔をのぞき込むと、足をバタバタさせて動きました。
最初より元気がなくなってきていることはわかりました。
とにかく、なんとかしなくては!
ネットでいろいろ調べていきますと、海の生き物専門のペットショップで引き取ってもらえる可能性があるとわかりました。
3時半くらいに電話してみると、
その海の生き物専門のペットショップの店長さんは
「保護することはできますよ」と言ってくださいました。
車でペットショップに向かう
すぐに車にヤドカリの入った入れ物をシートに置いて、ペットショップに出発です。
町田の日海センターという海水ペットショップです。
僕の住んでいるところから、車でも1時間はかかる場所です。
赤信号で止まった時は、ヤドカリくんの様子を見てみます。
心なしか元気がないように見えます。
でも指で軽くつついてみると、あちこち歩いて動きます。
一刻も早く、日海センターに着きたい!
でも休日の夕方はとても道が混んでいます。
車はなかなか動きません。
やっと木曽の交差点まで来ました!
ハードオフさんの駐車場を借りました(帰りにちゃんとビルエバンスのCDを買った)
ヤドカリくんと日海センターに着いた!
日海センターに入ると店員のやさしいおばちゃんが対応してくれました。
引き取っていただいてありがとうございますと言うと、
「命は大切だよー」
と優しく言いました。
おばちゃんは、きれいな入れ物にヤドカリくんを入れました。
「よかったね!こころある人に見つけてもらって命拾いしたね」
とヤドカリくんに話しかけます。
その話かけ方が優しくて、こういう仕事をしている人ってすごいなと感じました。
日海センターに入ると、気温が温かいのもあり、ヤドカリくんは元気になってきました。
店員さんたちとヤドカリくんを見て、よかったねと笑いました。
このヤドカリはオカヤドカリという種類で、本来この日海センターさんでは取り扱っていないようです。
ですが、店長さんはオカヤドカリも飼い方はわかっているからと、心よくヤドカリくんを引き取ってくださいました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
店から出て、帰りになんか涙が出ました。
ちいさな命がひとつ助かってよかったです。
さっき、家の近くのヤドカリくんを見つけた道の前を通りました。
ほんの1日の話でしたが、心の奥に深く残る出来事でした。
良かった!長生きしてね!ヤドカリくん。
最後に2枚だけ写真を撮ってきました!
とてもかわいかったです!
日海センター http://nikkai-fish.com/
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